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柳谷智宣の「神アプリの説明書」第91回

iOS 10で大幅に強化された「写真」アプリを徹底解説

2016年09月28日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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超手軽にスライドショーを作成できる「メモリー」

 新たに「メモリー」タブが追加されているのもポイント。これは、iOSが撮影日時や場所、人物などで分類した写真をスライドショーにする機能。色々カスタマイズして、最終的には動画として出力することもできる。

 「メモリー」タブや「ピープル」の人物を開くと、文字や再生ボタンが載ったサムネイルが表示される。タップすると、スライドショーが始まる。写真のチョイスからタイトルからBGMまで、自動的にチョイスされているので手間がかからない。

 画面をタップするか、再生が終了すると編集画面が開く。ここではスライドショーのテーマや長さ、写真などをカスタマイズできる。BGMはプリセットのほか、端末内にある楽曲を選択することも可能だ。

 試しに全自動で作成した、写真23枚31秒間のスライドショーを動画で保存したところ、ファイルサイズは約55MBとなった。スマホで共有するなら、もう少し秒数を短くした方がいいかもしれない。

「メモリー」の再生ボタン(サムネイル)をタップ

スライドショーが表示され、終了すると編集画面になる

右下のボタンを押すと、タイトルやBGMを変更できる

「写真とビデオ」で表示するコンテンツを変更できる

「共有」メニューから動画として保存できる

30秒のスライドショーでファイルサイズは約50MBと、小さくないので要注意

レタッチ機能に「Markup」と「ブリリアンス」が追加

 簡易的な画像編集機能は前から備えていたが、今回のアップデートで「Markup」機能を搭載した。写真にフリーハンドで落書きしたり、テキストを入力したりできる。フリーハンドで書いた図形を綺麗に整形してくれるのもうれしい。さらに、虫眼鏡ツールで、写真の一部分を拡大表示することも可能だ。ちょっとしたレタッチなら楽しめるだろう。

写真を選んだら、編集ボタンをタップする

従来の編集画面が開く。ここではトリミングしたり明るさを調整したりできる

「...」をタップし「Markup」をタップする

文字入力ボタンをタップすると、任意の文字を入力できる

フリーハンドで入力することもできるハートなどの図形を適当に描くと綺麗に整形してくれる機能もある

虫眼鏡ツールで画面の一部を拡大して表示することも可能

 標準機能としては、明るさを調節する「ライト」に「ブリリアンス」が追加された。これは、画面の全体ではなく一部のコントラストや明るさを調整してくれる機能。ゲージを左右に動かすだけで、写真の明るい部分と暗い部分をいい感じに調整してくれるのだ。

「ライト」の一番上に「ブリリアンス」という項目が追加されている

これが標準の状態

一番明るくしてみた。曇り空での撮影だったが、手軽にいい感じに仕上がった

 以上が「写真」アプリの説明書となる。人物や撮影地でざっくり分類できるようになったので、思い出の写真を楽しみやすくなったのが○。友達と昔の写真を見ながら盛り上がって欲しい。イベント時には、メモリー機能でスライドショーを作成し、共有してあげると喜ばれること間違いなし。フォトレタッチ機能はまだ弱く、ほかに無料の神アプリがあるとはいえ、標準アプリでそこそこのことができるのは手間が省ける。見た目が大きく変わってしまったが、ぜひ活用して写真を楽しんでいただきたい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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