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VRゲームを快適にプレーできるか、SteamVR Performance Testもチェック!

GTX 980に迫る性能とコスパを両立! GTX 1060搭載デスクトップを試す

2016年09月19日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII

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ゲーミングパソコンの置き場所がないなら、Mini-ITXがオススメ

Mini-ITXケースを採用し、ミドルタワーパソコンより置く場所の選択肢が多い

 ゲーミングパソコンを選ぶときに考えるのが、デスクトップパソコンにするかノートパソコンにするか。昔はパソコンゲームといえば主にMMORPGなど負荷があまり高くないゲームをプレーしていたので、ゲーミングノートパソコンでもいいなと思っていたのだが、最近はSteamで負荷が高めのゲームも購入することも多いため、デスクトップがいいなと思うようになってきた。また、最近はやりのVRゲームも、将来もしかしたら自宅のパソコンでプレーすることになるかもしれないと考えると、やはり購入後でもスペックを上げることができるデスクトップのほうがいいのではと思い始めている。

 ただし、デスクトップパソコンはサイズが大きいし、ノートパソコンのように使用後片づけることもできない。ワンルームに住んでいると、デスクトップパソコンの設置場所に困る。Lev-C017-LCi7-RNSは、およそ幅178×奥行384×高さ292mmとコンパクトなMini-ITXケースを採用しているので、フルタワーパソコンやミドルタワーパソコンが置けないスペースでも設置できる。特に高さが292mmと低いので、ミドルタワーが置けない棚などにも置くことができる。

 本体サイドにはメッシュパネルを採用し、側面から外からの空気が取り込めるほか、前面が通気口として機能するので、サイドから取り込んだ空気を前面から排気することで高いエアフローを実現していることもLev-C017-LCi7-RNSの強みだ。最大350mmまでのグラフィックスカードを搭載でき、空きベイもあるのでBTOで購入時に強化したり、あとからパーツを交換・追加ができるが、その分パーツの排熱量も上がる。そういうときにしっかり排熱できるのはとても助かる。

本体サイドにメッシュパネルを採用

 また、メンテナンス・フリータイプの水冷CPUクーラーを標準で内蔵する。排熱が難しいMini-ITXでもしっかりと対策できているというのは、ゲームをプレーするデスクトップパソコンとしてはとてもありがたい。

 インターフェースは、USB 3.0端子×8、USB 2.0端子×2、D-sub 15ピン、DVI-D端子、DisplayPort×3、HDMI端子×1、アナログ6chサウンド(ライン出力、ライン入力、マイク入力)、PS/2コネクター(キーボード/マウス兼用)など。USB 3.0端子×2が前面の右サイトに配置されており、狭い場所で背面からキーボードやマウスのコードを引っ張ってくると操作がしにくくなる……なんてときに便利だ。特にFPS系のゲームをプレーするときはマウスの動きも激しくなるので、コードには余裕がほしいので、そういうときにも役に立つ。

本体前面右側にもUSB 3.0端子を配置している

 そのほか、天板をスライドさせるとDVDやCDの挿入口がでてくる。せっかくGeForce GTX 1060を搭載するパソコンを購入したのだから、ゲームだけでなく普段から使うメインマシンとして使いたいという場合、CDの読み込みやDVDでの映画鑑賞に使えるDVDスーパーマルチドライブを内蔵しているのはありがたい。

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