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レッツノート20周年だから、神戸工場を訪れた 第2回

野村が来るわ、パソコン組むわで大忙し

3時間かけて悪戦苦闘! 週アス宮野がイチからレッツノートを組み立てる

2016年09月09日 09時00分更新

文● ASCII

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フレキケーブルの取り回しに四苦八苦

 軽量・省スペースの筐体にフルスペックの機能を取り入れているレッツノート。効率よくスペースを使うため、基板を分離して適材適所に置いている。その際にポイントとなるのがフラットケーブルの取り回しだ。複雑な形で、時には立体的に組み合わせながら、部品と部品の間を這うように配置されている。組み立てやすくするため、固定方法などもよく考えられているのだが、細かい作業が要求されるのも事実。四苦八苦しながら、部品と部品をつなぎ合わせていかないといけない。

序盤戦では、フラットケーブルの取り付けがとにかく大変

とにかく作業が細かいのだ

ケーブルの差し方を含めて、細かく指示が書かれている

指でぐっと押す。「フレキは力ずくでやる感じ、うわ~っ、こんなにいっていいの……?」とおっかなびっくり組み立てる

コネクターに収めた後、一部分だけ盛り上げて固定

作業が済んだら、先生が細かくチェックしてOKならマジックで印をつけてくれる

フレキケーブルの先には分離したVGA出力用の基板がつながっている。ちなみにその先につながっているスピーカーのコネクターも小さくて結構大変

複雑な経路を配線するために、折り紙のようにフラットケーブルを折り曲げている個所もある。なかなか頓智の利いた設計

会場ではわかりやすくするため、ビデオ解説も流れていたが、慣れないと難しいことに変わりはない

そんな感じで詳しく説明されていても、頭がこんがらがるときはこんがらがる

こいつは細かいぜ~なんてやっているが、もちろんきちんと長さや形は計算されている。ピッタリとはまると快感。宮野も「おーっ、ぴったりの長さだ」と思わず驚嘆

ケーブルをしっかりつないだら基板を固定

すでにぐったりしているが、工場のプロは単純な組み立て作業だけなら20分。基板を集めるところから、梱包し終わるまで含めると40分で作業完了するというから驚く

右のコネクターの取り付けも地味に大変であった

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