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新世代のセキュリティサービス「McAfee LiveSafe」に迫る 第17回

NEC「LAVIE Hybrid Frista(HF750/DAB)」を家族共用PCにしてみた

猫動画LOVEの子どもと一緒にLAVIEチャンネルでエンタメ三昧

2016年09月02日 11時00分更新

文● 二瓶 朗 編集●村山剛史/ASCII.jp

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いろいろなシチュエーションでLAVIE Hybrid Fristaを使ってみる

 次にLAVIE Hybrid Fristaを様々なシチュエーションで使ってみた。

ケース1:ソファで使ってみる

2人並んで座っていても、大画面のLAVIE Hybrid Fristaなら問題なし!

 脚をたたんでタブレット形状にしたLAVIE Hybrid Fristaを手にムスコ6歳とソファに並んで動画を鑑賞したり、ゲームをプレイしてみる。やや重量はあるが、膝上に置いたり、寝転んで使ったりと、大型タブレットとして違和感なく使える。いつもは7インチのAndroidタブレットをのぞき込むように使っているムスコ6歳もなんだか楽しげなのであった。


ケース2:BBQで動画を流してみる

BGV付きのBBQは格別だ!

 キーボードを収納したうえで、据え置き形状で庭先に持ち出してみた。バッテリーを内蔵しているLAVIE Hybrid Fristaなら、Wi-Fiの届く範囲であれば屋外でも使える。BGMならぬBGV(バックグラウンドビデオ!)として動画を流しつつ、BBQをしてみたらこれまた意外に楽しめるのだった。肉を焼くのも楽しいが、LAVIEチャンネルでおもしろい動画を皆で観るのもまた楽しいものだ。


ケース3:ひっそりと仕事をしてみる

Officeを使いながら原稿作成。マシンパワーも申し分ない!

 そして夏休みテンションの家族が寝静まったころ、LAVIE Hybrid Fristaの背面からワイヤレスキーボードを抜き出し、リビングの隅っこでひっそりと仕事。調べ物をしながらザクザク文字入力するような筆者の使い方でもまったく問題ない。付属のワイヤレスマウスも快適だ。

 このような感じで、シチュエーションにあわせて3つの形状で使えるのがLAVIE Hybrid Fristaの大きなメリットであり、まさに使いでのあるところなのだ。

共用PCにはセキュリティ対策が重要!

 LAVIE Hybrid Fristaはこのように子どもでもラクチンに使え、さまざまなシチュエーションで活用できる。と、そこで気になるのはセキュリティ対策ではないだろうか。

 特にこのところ大きな話題となっているのが「ランサムウェア」だ。何らかの理由でPCにマルウェアが侵入し、大事なファイルを勝手に暗号化してアクセスできないようにしてしまう。その上で「この暗号化を解除して欲しくば、身代金を支払うがいい!」という具合に脅迫してくる。

 また、Webブラウザーで閲覧(たいがいは問題のある内容)していると、FBIやらインターポールやらの名前を騙って「違法なページを閲覧していたためアナタのブラウザーをロックした。ロックを解除して欲しくば違反金を支払え」というような「ブラウザーロック」型のランサムウェアも存在する。

 どちらもブラウザーを終了させようとしても確認ダイアログボックスが延々と表示されて終了できない……というような羽目に陥るのだ。マルウェア感染型の場合は、マルウェアが自分のOSに対応していない限り影響はないものの、ブラウザーロック型の場合はOS問わず被害に遭う可能性がある。

マカフィー リブセーフのメイン画面。「ご使用のパソコンは安全です」と表示されているだけで安心するというものだ

 デジタルリテラシーに自信のある人なら、「怪しいファイルを実行しない」「怪しいサイトに近づかない」というような心構えでPCを使うから『自分は大丈夫』と思うかもしれない。実際のところ被害に遭う可能性は低いかもしれないが、問題は今回紹介したLAVIE Hybrid Fristaのように、家族共用でPCを使う場合だ。自分自身が気を付けていても、子どもや家族が気軽にPCを使っていて、いつの間にかランサムウェアのエジキに……というケースには無力だ。

 ということで、家庭内の共用PCではセキュリティ対策製品の常時運用が欠かせない。幸い、LAVIE Hybrid Fristaには「マカフィー リブセーフ(使用期間限定版)」がインストールされている。60日間限定ではあるが、とりあえずはランサムウェアをはじめとするさまざまな脅威からPCを守ることができる。できれば、60日間と言わず、すぐにでもライセンスを購入して欲しいところだ。

 というのも、「家族で使う」という点では、マカフィー リブセーフは非常におトクだからだ。1ライセンスが有効であれば、インストールされているPC(この場合、LAVIE Hybrid Frista)のみならず、家族が使っているほかのPC(Windows/Mac問わず)やスマホ・タブレットでも追加料金要らずでマカフィー リブセーフを利用できるからだ。共用PCを守るのはもちろん、ぜひ家族全員のPCやスマホも安全を確保してほしい。

子どもや家族の使用を制限・監視できる「保護者機能」。家族で使うならキッチリ設定しておきたい

安全な共用PCは家族をハッピーにする

 このような感じで、マカフィー リブセーフで守られたLAVIE Hybrid Fristaは、夏休みの数日間、筆者宅のリビングに置かれ、ムスコ6歳の動画鑑賞ツール、ツマの料理レシピ参考ツール、そして私の原稿執筆ツールとしてイイ感じに家族に活用されたのだった。普段は個々にデバイスを使っている筆者宅ではあったが、こういう具合にみんなで安全に使える共用PCがあるのもいいものだな、と思った次第である。

LAVIE Hybrid Frista(HF750/DAB)の主なスペック
型名(型番) HF750/DAB(PC-HF750DAB)
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-6500U プロセッサー
メモリ標準/最大 8GB/16GB
ディスプレイ 15.6型ワイド(IPS液晶/タッチパネル/Full HD)
解像度 1920×1080ドット(最大1677万色)
グラフィック インテル HD グラフィックス 520
ストレージ HDD 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)
ドライブ ブルーレイディスクドライブ
スピーカー 内蔵(2W+2W)
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応
ワイヤレスLAN IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠
NFC NFCポート本体内蔵
サイズ 幅380×奥行き145×高さ277mm
重量 約3kg(キーボード含む)
バッテリー駆動時間 約3.5時間(JEITA測定法 Ver.2.0)
Office Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
添付品 マニュアル、ACアダプター、Bluetoothレーザーマウス、単三アルカリ乾電池×2本(マウス用)、保証書

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