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T教授の「戦略的衝動買い」第389回

VRの世界へようこそ! 全天球カメラ「Gear 360」を衝動買い!

2016年07月27日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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Facebookでも360度動画を楽しめる手軽さ
VR入門にはうってつけ

Gear 360マネージャーでは360度動画を好きなようにトリミングできる。SNSなどへのアップロード時には極めて便利だ FacebookやYoutubeなどのSNSに360度動画をアップロード共有するのも簡単だ
Gear 360マネージャーでは360度動画を好きなようにトリミングできる。SNSなどへのアップロード時には極めて便利だFacebookやYoutubeなどのSNSに360度動画をアップロード共有するのも簡単だ

 ご存知のように、SNSの草分けでもあるFacebookは、Oculus VRを買収し、すでにFacebook上では360度映像はごく普通の映像データとして扱えるようになっている。筆者もすでに従来の静止画に代えて、いくつかの360度映像をアップロードしている。

筆者がFacebookに360度動画をアップロードした時の様子だ 実際にアップロードされた360度動画はこんなふうに、真ん中に360度動画であることの印としてアイコンが表示される Facebook上にアップロードされた360度動画も、FB画面上の「VRで見る」をタップするだけで、Gear VR HMDを装着すればスケール感たっぷりのVR画像として見ることができる
筆者がFacebookに360度動画をアップロードした時の様子だ実際にアップロードされた360度動画はこんなふうに、真ん中に360度動画であることの印としてアイコンが表示されるFacebook上にアップロードされた360度動画も、FB画面上の「VRで見る」をタップするだけで、Gear VR HMDを装着すればスケール感たっぷりのVR画像として見ることができる

 しかし、大事なことは360度映像と言っても、最初のうちは感動するが、見慣れてくると、ごく普通の動画とさして変わらない印象となる。やはり映像において一番大事なのは、「スケール感」なのだ。

 静止画写真200年の歴史は素晴らしく、今なお発展している技術にはもの凄いものを感じるが、時代の大きな流れは明らかに動画に向かっている。静止画から動画へのジャンプは人によって感じ方はさまざまだろうが、感覚的には100倍くらい凄いと言ってもいいだろう。

 しかし、どんなに大きなスクリーンで見ようが、そこにはリアリティというスケール感はあまり感じられないのが残念だ。劇場映画が2Dから3Dになり4Dに向かっても、やはり動画の世界の枠は超えてはいない。

 VRがサイズの差こそあれ普通の動画と一番違うのは、自分の存在と、周囲との共生感、そして圧倒的にリアリティのあるスケール感だろう。Facebookにアップロードされた360度映像をグリグリ回して見ても、それはあくまで動画の延長に過ぎない。

 VRの世界はそれらとは一線を画するモノなのだ。しかし、その「自己の存在感」と「周囲との共生感」、「圧倒的スケール感」はVR HMDを装着した者にしか分からないのがVR市場のマーケティングの難しさなのだ。

Gear 360マネージャーの画面ではいたるところに「VRで見る」があり、いつでもVRで見ることができる
「VRで見る」をタップしたら、スクリーン上にこのようなダイアログボックスが表示される 「VRで見る」をタップしたら、スクリーン上にこのようなダイアログボックスが表示される
その時点で、Galaxy S7 edgeをGear VRに装着すればいい。Gear VRでも側面にある物理的なカーソルキーを使用してほとんどの画面操作が可能だ
その時点で、Galaxy S7 edgeをGear VRに装着すればいい。Gear VRでも側面にある物理的なカーソルキーを使用してほとんどの画面操作が可能だ
実際のVR映像は左右の目の視差を表現したこのような2枚の写真が並んでGalaxy S7 edgeのスクリーンに表示される。この二枚の映像をGear VRの左右のレンズで補正して360度、グリグリの映像として観る
実際のVR映像は左右の目の視差を表現したこのような2枚の写真が並んでGalaxy S7 edgeのスクリーンに表示される。この二枚の映像をGear VRの左右のレンズで補正して360度、グリグリの映像として観る
いつものコンサートホールもGear 360で撮影した映像をGear VRで観ると、まったく新鮮で驚異的なスケール感で驚く
いつものコンサートホールもGear 360で撮影した映像をGear VRで観ると、まったく新鮮で驚異的なスケール感で驚く
もちろん音声も同時に収録できるので、普段の会議風景も別物だ
もちろん音声も同時に収録できるので、普段の会議風景も別物だ
Gear 360を地面において撮影した360度動画は、自分が昆虫になったようなスケール感で観ることができて、自分よりはるかに大きくなったワンコの接近に驚いてしまう
Gear 360を地面において撮影した360度動画は、自分が昆虫になったようなスケール感で観ることができて、自分よりはるかに大きくなったワンコの接近に驚いてしまう

 残念ながら、いくら“すごいすごい”と言っても、かぶって見るまではほとんどわからないのがVRなのだ。Gear 360+Galaxy S7 edge+Gear VRの三点セットは、それらをたった一回の装着で理解して満喫できるスーパーエントリーキットなのだ。

 VR化の操作はいたって簡単だ。モバイル端末から見えるお気に入りの映像画面で、上のほうに表示されている「GEAR VRで表示」をタップするだけで、後は、Galaxy S7 edgeの本体をGear VR(VR HMD)にセットするだけ。たったそれだけで、最新のVRの世界に没入することができる。

この3点セットで「自己の存在感」と「周囲との共生感」、「圧倒的スケール感」をリマインドできる
この3点セットで「自己の存在感」と「周囲との共生感」、「圧倒的スケール感」をリマインドできる

 Gear 360+Galaxy S7 edge+Gear VRの三点セットによるVR体験は、HMD本体だけで10万円、満足行く十分なパワーのパソコンと合わせると50万円越えのご本家のOculus Riftに比べれば、解像度も低いが、素人が初めて接するVRとしては極めて上出来だ。

 Gear 360で撮影した映像をGear VRで観てみたら、いつものコンサート会場も、普段のミーティングも、ワンちゃんの散歩スタイルも、今までと大きく変わるだろう。

「Gear 360 ActionDirector」でパソコン上での編集作業も簡単だ
「Gear 360 ActionDirector」でパソコン上での編集作業も簡単だ

 映像の編集作業の好きな人なら、Gear 360 ActionDirector (Windowsアプリ)をダウンロードして、Gear 360に添付されているプロダクトキーを入力すれば無料で利用できる。

 Gear 360+Galaxy S7 edge+Gear VRの3点セットはVRワールドを思い切り楽しめる贅沢な入門キットだ。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:Gear 360

価格:ヨドバシ・ドット・コムにて4万9550円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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