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この夏はコレを買え!! HP Spectre 13-v000はイチオシの極上13.3型ノートなのだ!

2016年07月27日 11時00分更新

文● 高橋量、編集●ハイサイ比嘉

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「HP Spectre 13-v000」のパフォーマンスを
ベンチマークでチェック!

 続いては、「HP Spectre 13-v000」のパフォーマンスについて紹介しよう。今回はCPUにCore Core i7-6500U、ストレージに512GB SSDを搭載した「HP Spectre 13-v007TU」を試用した。ベンチマーク結果についてはパーツ構成やタイミングによって大きく変わることがある点を、あらかじめご了承いただきたい。

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」

 まずはCPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」を試してみたところ、そこそこ優れた結果となった。ただしCore i7-6500U本来の性能を考えれば、もう少しスコアが伸びてもおかしくはない。おそらく熱対策によるものだとは思うのだが、標準的な作業であれば十分なパワーを備えている。

「CINEBENCH R15」と「CINEBENCH R11.5」のベンチマーク結果

シーケンシャルリードで1665MB/秒、SATA接続SSDの3倍以上のアクセス速度

 ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで1665MB/秒と非常に優れた結果が出ている。標準的なHDD(100MB/秒前後)と比べるとおよそ16倍、SATA接続のSSD(500MB/秒前後)と比べると3倍以上のアクセス速度だ。さすがPCI Express(NVMe)接続といったところだろう。シーケンシャルライトはいくらか速度が落ちるものの、快適に使える性能であることは間違いない。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度を計測結果

試用機ではサムスン製の「PM951」512GBモデル(MZVLV512HCJH)が使われていた

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」

 総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、下記の表のような結果となった。ノートPCとしては高めの結果だ。グラフィックス性能が必要とされるゲーム系のワークロードではスコアは低めだが、ゲームプレイ目的で「HP Spectre 13-v000」を購入するとは考えにくいため、あまり気にする必要はないだろう(ゲーム用途なら、「OMEN by HP 15-ax000」をオススメしたい)。そのほかのテストで高いスコアを叩き出しており、実際に使い始めると多くの方が快適に感じるはずだ。このベンチマークではストレージ性能が強く反映されるため、高速なPCIe NVMe SSDの恩恵が現われているのだろう。

「PCMark 8」の「Creative accelerated 3.0」ベンチマーク結果

PCMark 8ベンチマーク結果
Home conventinal 3.0 2896
Home accelerated 3.0 3649
Creative conventinal 3.0 2768
Creative accelerated 3.0 4310

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