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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第53回

有線でのハイレゾ+Bluetooth接続+バッテリー駆動で小便利な小型スピーカー

2016年07月19日 12時00分更新

文● 織野至

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ベッドサイドや作業机の端っこが似合うかも

音楽を聴きたい場合、有線と無線から選べるのだが、まずは有線で音をチェックしておきたい

音楽を聴きたい場合、有線と無線から選べるのだが、まずは有線で音をチェックしておきたい

 AUX接続の場合、再生性能はフルに発揮されるため、50mm Coaxial driverと5W Tweeter driverのおかげでモノラルながら、立体感のある音を楽しめる。

 特に高音がつぶれておらず、40kHzまで対応するTweeterの恩恵をまず強く感じるだろう。

スピーカーネットは脱着可能。ちょっとした音の変化を楽しめる

スピーカーネットは脱着可能。ちょっとした音の変化を楽しめる

 低音についても直径50mmのドライバーで低音を鳴らすため、小型ながら低音もハッキリとしている。

 ステレオ版を出してくれないかしらと思うくらい、バランスのいい出音だ。中音域については、ボーカルの解像感でよく分かると思うが、好みもあるので店頭でのチェックをオススメする。

写真のように、2つのドライバーの角度がそれぞれ異なっている

写真のように、2つのドライバーの角度がそれぞれ異なっている

 本製品は、Coaxial driverを約5度、Tweeter driverを約20度傾けることで音の指向性を最適化するという「Dual face system」を採用している。。

 卓上で使用する場合を想定しているようだが、ベッドサイトにある場合もほどよい感じであったので、基本的に室内では場所を選ばないといえるだろう。

 この部分は、リチウムポリマーバッテリーを搭載し、約5時間の駆動に対応する点も踏まえて、プチモバイルでの使い勝手の良さが光っている。

プチモバイル用のスピーカーにオススメ

 キッチンや寝室など、常時スピーカーがなくてもOKなところに、いい音を持ち込みたいと考えた場合にオススメの製品だ。

 モノラル再生になるが、Coaxial driverとTweeter driverのおかげで立体感が、けっこう気持ちいい。

 またバッテリー内蔵なので、ちょっとした外出であればケーブルレスで再生も可能と、都合のいい面もチェックポイントになる。メインではなく、サブのプチモバイルスピーカーとして本製品を見てみると、ハマる運用方が浮かぶハズだ。

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