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COMPUTEX TAIPEI 2016レポート 第3回

Snapdragon 820と6GBのメモリーで499ドル!!

ASUS、コスパ最高のZenFone3シリーズ3モデルをCOMPUTEXで発表

2016年05月30日 23時36分更新

文● 中山智 編集●北村/ASCII.jp

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「ZenFone 3 Ultra」

 ディスプレーに6.8インチ(1080×1920ドット)の大型液晶ディスプレーを搭載したモデル。今回の発表会では、AndroidタブレットのZenPadシリーズは新モデルの発表がなかったため、ファブレットとして、7インチから8インチサイズのタブレットユーザーに向けた端末という性格もあるようだ。

6.8インチディスプレーの「ZenFone 3 Ultra」

本体背面。カメラレンズは左上に配置

 大型のディスプレーを活かせるように、4Kテレビ相当の画像処理を行ない、クッキリとしたコントラストで、色鮮やかな映像が楽しめる。

 さらにサウンド面もこだわっており、大型のデュアルスピーカーで、2.4倍もの音量で出力可能。さらにDTS Headphone:X 7.1サラウンド出力やハイレゾオーディオ再生といった機能も利用可能だ。

本体右側面に電源ボタンとSIM、microSDカードのトレーを配置

スピーカーは本体底面に2つ。USBはType-C

 CPUはSnapdragon625を搭載。メモリーは4GBでストレージは最大モデルで128GBとなっている。本体サイズが大きいため、バッテリーサイズも4600mAhと大容量。ほかのモデルへ給電するモバイルバッテリーとしても利用できる。

第2世代のレーザーオートフォーカスで、フォーカススピードはこのモデルも最速0.03秒

グレーとピンクモデル。さらにシルバーモデルもカラバリにラインアップ

 指紋認証はほかのモデルと違い、本体前面のホームボタンに搭載されている。背面のボタンは指が届きにくいためとのこと。価格は479ドル。6インチオーバーのファブレットも根強いファンのいるジャンルなので注目のモデルだ。

ZenFone 3 Ultraのみ指紋認証はホームボタンから

右がZenFone 3 Ultra。女性が持つとかなり大きく見える

「ZenFone 3」

 5.5インチ(1080×1920ドット)の液晶ディスプレーを搭載し、Snapdragon625を採用したミッドレンジモデルが「ZenFone 3」。1600万画素と画素数ことZenFone 3 Deluxeにはかなわないものの、第2世代レーザーオートフォーカスは同等で、最速0.03秒のフォーカススピードも同じだ。

「ZenFone 3」の前面。ZenFone 3 Deluxeと比べると左右のベゼルの厚さが気になる

背面はほかの2モデルとは違いガラス素材

 一体成形はほかのモデルと同じだが、背面はガラス素材を採用。そのためややずっしりと重たく感じる。指紋センサーがカメラレンズ下のボタンに割り当てられているのは「ZenFone 3 Deluxe」と同じ。会場で指紋センサーの反応をチェックしてみたが、一瞬間はあるが誤認識はほぼなく、スムーズにロック解除ができる。

電源ボタンと音量ボタンは右側面に装備

電源ボタンと音量ボタンは右側面に装備

 価格は249ドル(メモリー3GB/ストレージ32GBモデル)と低価格もポイント。現在の為替レートなら約2万8000円と3万円を切っている。通常日本で発売される場合は、カスタマイズなども必要なため若干価格は上がるが、それでもかなりの高コストパフォーマンスが期待できるモデルだ。

スペシャルエディションとして、特殊加工された背面のバージョンも予定している

3モデルともスペックからみると、かなりコストパフォーマンスが高い

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