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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第42回

Windows⇔MacもOK! 2台のPCでマウス/キーボードを共用できるリンクケーブル

2016年04月29日 10時00分更新

文● 織野至

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1台のマウスで2台のPC操作も可能

インストールされるSmart Data Linkはリンク状態の設定が行なえる。項目はシンプルなので別段解説する必要はないほどだ

KB-USB-LINK4に内蔵される「Smart Data Link」はリンク状態の設定が行なえる。項目はシンプルなので別段解説する必要はないほどだ

 KB-USB-LINK4はOSを選ばないため、メインPCがWindowsでノートPCがMac OS Xであった場合も、マウスとキーボードを共有できる。KB-USB-LINK4に内蔵される「Smart Data Link」を2台のPCにインストールすることで、マウスカーソルを画面の端に移動させる(もしくはホットキーを入力)ともう一台のPCのマウス操作やキーボード入力が可能になる。ファイルのドラッグ&ドロップなどにも対応しているので、2台のPCでファイルをやりとりするのも簡単だ。。

 そのため、OS混在環境への導入はかなり効果的な製品だ。ノートPC側サブモニターのように使用できるだけでなく、NASなどを経由せずにファイルをやり取りもできる。

ノートとノートの組み合わせもOK

ノートとノートの組み合わせもOK

サポート役としてがんばるWindowsタブレットがさらに使いやすくなる

サポート役としてがんばるWindowsタブレットがさらに使いやすくなる

 また、Windowsタブレットの活用の幅が広がるのも大きなメリットになる。ゴロゴロ操作用に持っている場合でも、リンクさせてしまえばメインPCに接続したキーボードとマウスで操作できるため、小型のサブモニター的に運用できる。

 自宅やオフィスでの利便性向上はもちろんだが、出先での打ち合わせ用にもちょっとした小道具に化けてくれるだろう。

環境の見直しの際に検討するといいかも

 地味ながら効果的なのは、NUCやスティックPCとの接続だ。薄型テレビや余っている液晶モニターにスティックPCを接続しているのであれば、本製品があれば、キーボードとマウスのスペースを減らすことができると、なにかと遊べる部分も多い。

 卓上にキーボードとマウスが2セットあり、手狭だと感じているのならKB-USB-LINK4の導入を考えるべきだろう。

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