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大手に訊くスタートアップ支援の狙い第21回

オムロン技術者“匠の技”をスタートアップ支援に

2016年05月09日 06時30分更新

文● 小池晃臣/ 編集●ガチ鈴木/ASCII STARTUP 撮影●曽根田元

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“匠”によるものづくりノウハウの伝授も

 オムロンベンチャーズが2014年に開始し、現在二期目が進行中のベンチャー支援プログラムが“オムロン コトチャレンジ”である。このプログラムでは、ものづくりに軸足を置いたハードウェア系ベンチャーが保有するさまざまな分野の優れた技術や独創的なアイデアのブラッシュアップに加え、生産技術や購買・物流をはじめとするバリューチェーンの構築などといった、ベンチャー企業が抱えがちな課題の解決を全面的にバックアップしている。すでに起業した経営者だけでなく、新しい事業プランを思いついた学生も参加可能だ。

 プログラムの参加者には、3ヵ月間でサービスのプロトタイプの完成もしくはそのブラッシュアップ)を目指してもらう。滋賀県のオムロン草津事業所内にある、3Dプリンター、3Dスキャナー、レーザーカッターなどの試作設備を備えたものづくりクリエイトラボを活用したプロトタイピングのサポートや、オムロンの技術者や事業企画担当の現役やOBからなる“ものづくりの匠”によるメンタリングサポートが受けられる。

「比較的スケールアップが容易なソフトウェア系とは異なり、ものづくり系ベンチャーの場合、事業が軌道に乗っていざ製品を量産しようとなった段階で壁にぶつかりがちです。そこで当社のベテラン技術者のノウハウを活かして、ものづくりの世界のプラットフォームに載せようというメーカーならではのサポートを心がけています」と小澤氏は言う。

 そもそも既存事業の領域でビジネスを展開してきたオムロンが、なぜこうしたベンチャー支援に力を入れるようになったのか──その答えは、次回にお届けすることにしよう。

オムロンベンチャーズ小澤尚志代表取締役社長(オムロン 事業開発本部新事業創出センタ長)

■関連サイト
オムロン

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