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デスクトップも本格的にHDDレス時代に突入!?

今なら3万円! 960GB格安SSDの売れ筋3製品をチェック

2016年04月23日 12時00分更新

文● 平澤 寿康 編集●北村/ASCII.jp

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アプリ利用時の速度にもほとんど差が見られない

 次に、PCMark 8のストレージテストの結果だ。Officeアプリ群や画像処理アプリ、ゲームなど、実際のアプリケーションが行なうストレージアクセスをシミュレートしたテストで、実際の利用時の性能を示す指標となる。

 結果を見ると、Storage 2.0 bandwidthの結果は、Extreme Proのスコアーを全製品が下回った。また、格安製品でもスコアーにややばらつきが見られる。

 しかし、その他のスコアーを見てみると、大きな差が付いているものはかなり少なく、ほとんど横並びとなっている。このことから、アプリケーション利用時の速度も、ハイエンドSSDと比べて大幅に遅いということはないはずだ。

PCMark8 Storage Test
  SanDisk Ultra II SSD Crucial BX200 Patriot BLAST SanDisk Extreme Pro
Storage Score 4971 4909 4959 4985
Storage 2.0 bandwidth(MB/Sec) 265.71 202.18 234.8 280.26
Storage-World of Warcraft v2(Sec) 58.4 58.6 58.5 58.2
Storage-Battlefield 3 v2(Sec) 133.1 134.1 134 133.1
Storage-Adobe Photoshop light v2(Sec) 114.2 114.5 113.8 113.6
Storage-Adobe Photoshop heavy v2(Sec) 359.3 383.4 358.8 359
Storage-Adobe InDesign v2(Sec) 58.1 57.9 57.7 57.2
Storage-Adobe After Effects v2(Sec) 70.5 71 71.1 70.5
Storage-Adobe Illustrator v2(Sec) 71.7 72.4 72.2 71.7
Storage-Microsoft Word v2(Sec) 28.2 28.6 28.4 28.2
Storage-Microsoft Excel v2(Sec) 9.2 9.3 9.3 9.2
Storage-Microsoft Power Point v2(Sec) 9.2 9.3 9.3 9.2

一般ユーザーの利用するPCなら
耐久性が問題になることもまずない

 耐久性に関しては、簡単には検証できないが、メーカーの示す耐久性の指標を見る限りでは、基本的に大きな問題はないレベル。

 例えば、BX200では総書き込みバイト数(TBW)を72TBと公表しているが、これは1日あたり40GBの書き込みをなったとしても、5年間の使用に耐えることを示す。他の製品も、ほぼ同等の耐久性を実現しているものと考えられる。

 一般ユーザーのPCでは、1日に40GBの書き込みを行うということはほとんどないことを考えると、10年程度は十分に利用できるだけの耐久性を備えていると言っていいだろう。おそらく、PC自体の製品寿命のほうが先に尽きてしまう可能性が高く、SSDの寿命を気にする必要はほとんどないはずだ。

 加えて、SSD自体の容量が増えると、まんべんなく書き込みを行なえる領域が増えることになり、同じ使い方をする限り、容量の少ないSSDよりも長く使える可能性が高くなる。そういった意味で、960GBという大容量は、寿命の点でも優位となるだろう。

 常に大容量の書き込みが発生する用途に利用するなら、MLC NANDフラッシュメモリー搭載SSDの利用をおすすめしたいが、通常は、TLC NANDフラッシュメモリーを採用する960GB SSDでも、速度や寿命を気にせず活用できると結論づけられる。

 今回取り上げた容量960GBの格安SSDは、販売価格が3万円前後と十分に安価だが、ここまで大容量が不要という場合には、480GBや240GBといった選択肢もあり、そちらなら1万円台から1万円未満で購入可能。必要な容量や価格を見極めながら、自分に合った製品を見つけてもらいたい。

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