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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第41回

多様な形式の動画や音楽をPCレスで再生! ハイレゾ対応メディアプレーヤーをチェック‼

2016年04月20日 10時00分更新

文● 織野至

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使い勝手はテレビ感覚。でも対応するファイル形式は膨大

本体が見えなくてもOKなら、付属のIRケーブルを接続しよう

本体が見えなくてもOKなら、付属のIRケーブルを接続しよう

 操作感覚はテレビに近い。最近のテレビにはDLNA対応サーバーへのアクセス機能もあり、それと変わらないイメージだ。

 大きな違いはすでに触れているが、対応ファイル形式の数になる。リモコンの操作感はテレビ的で際立った機能もないため、すんなりと操作できるだろう。

スタート画面。選択するだけ

スタート画面。選択するだけ

プレビュー表示、もしくはサムネイル表示しておくと探すのが楽

プレビュー表示、もしくはサムネイル表示しておくと探すのが楽

専用アプリ「iMediaShare」からスマホ内のコンテンツ、もしくはローカルネットワーク上のコンテンツをPAV-MP2YTHRで再生できる。細かい操作をしないのであれば、これだけでもいい

専用アプリ「iMediaShare」からスマホ内のコンテンツ、もしくはローカルネットワーク上のコンテンツをPAV-MP2YTHRで再生できる。細かい操作をしないのであれば、これだけでもいい

 起動時に表示されるのは、ファイルマネージャーとYouTube、Picasa、AirFun、設定の5つのアイコンだ。

 ファイルマネージャーは、ネットワーク上のファイルにアクセスしたり、USBに接続されているデバイスにアクセスしたりできる。

 映像・音楽・写真のアクセスはまずこの項目からになるだろう。表示方式はリスト表示のほか、オプションからプレビュー表示・サムネイル表示も選択でき、またソート機能も備えているので操作性はいい。

YouTubeの画面

YouTubeの画面

 YouTubeは、リモコン操作でアクセスでき、検索も行なえる。形態としてはYouTube Leanbackになり、リモコンにあるYouTubeボタンから一発表示もできる。

 ただ動作が重いため、あらかじめリストを用意しておきたいところ。

AirFunに表示されたURLにブラウザからアクセスした場合は、このような画面が表示される

AirFunに表示されたURLにブラウザからアクセスした場合は、このような画面が表示される

 AirFunは表示されるURLをブラウザーに入力して、本体を操作するというもので、PCとスマホから行なえる。ハードウェアのリモコンが不要であれば、こちらを設定するといいだろう。

 なお、Picasaは2016年5月にサービスが終了する。今後のアップデートではGoogleフォトに対応する可能性はあるが、現時点でアナウンスはない。

HDMI出力とS/PDIF出力では、LPCMとRAWを選択できる

HDMI出力とS/PDIF出力では、LPCMとRAWを選択できる

 さて。PAV-MP2YTHRの運用先は自宅であれば、大画面テレビにソースを表示することが一般的な運用方法になるが、最大192kHz/24bitに対応する点を活かし、テレビはチェックモニターとしておき、音楽再生専用機にするのもいい。

 わざわざPCを立ち上げたくないのであれば、特に小便利なものになるだろう。

 また、別売でシガーソケット変換アダプター「PAV-MP2DC」も用意しているため、車載パネルに表示するための機器としても活用できる。パネル満載の痛車用にもよさそうだ。

 PAV-MP2YTHは再生専用機だが、場所を取らず、リモート操作も用意で、かつ消費電力も低い。レスポンスもいいため、再生専用PCの置き場や消費電力が気になっているのであれば、本製品を考えてみるのもいいだろう。

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