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ロジクール G900

「有線より高速」をうたう無線ゲーミングマウスがマジやばい

2016年04月14日 16時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

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カスタマイズも豊富で万人向き

 では、実際にG900はどういった製品なのか、実機を触れる機会を得たので、いろいろ試したみた。ワイヤレス接続は、USB接続で行なう。マイクロUSB変換アダプター付きで、マウスの充電用のケーブルに挿すこともできる。

 形状は左右対称のシンメトリーとなっている。工場出荷時は左側面にボタンが2つ備わっているが、このサイドボタンはマグネットで簡単に外し、付属のカバーを使って物理的に使わないようにできる。右側も同じ構造となっているため、右サイドに2つボタンを足すことで、最大11個のボタンが利用可能。

↑サイドボタンはマグネット式。ボタン操作時に取れることがないほどの強度ながら、取り外しは簡単と絶妙なバランス。

↑USBドングルはマイクロUSBアダプター付き。ノートPCなどで使いたい場合は、アダプターなしで挿すと邪魔にならない。

ボタンに合わせてソフト上で簡単設定

 同社のウェブサイトからダウンロードできる『Logicool ゲーム ソフトウェア』(ver.8.82)では、G900の調整が行なえる。ボタンの設定のほか、LEDの設定やマウスパッドに合わせてセンサー精度を高める表面のチューニングが行なえる。

↑ソフトウェアを使ってボタンを無効にすることも可能。ソフトウェア上では左サイドボタンのみ、両サイド、右サイドのみ、サイドボタンなしの4パターンのプロファイルがワンクリックで選択できる。

↑私は同社のハードゲーミングマウスパッドを使用しているため、プリセットの“Logicool ハードゲーミングマウスパッド”を選択。

↑LEDライトの設定も行なえる。駆動時間を気にする人はLEDをオフにしておこう。

ケーブルレス&軽量で操作は快適!

 G900のテストは商店街に近い住宅地で、常時無線のSSIDが十数個見える横浜市某所の私の自宅で行なった。自分の部屋でもワイヤレスイヤホンが2つ(テレビ用とPC用)、無線LANルーター、タブレット(iPad mini4)が常時無線接続され、Bluetoothマウスだと、ブツブツ途切れてストレスマッハな状態。

 しかし、G900は全く問題なく接続できた。約15分間放置してLEDが消えたスリープ状態からの起動もコンマ2~3秒という速さ。数千円のワイヤレスマウスを使っている人から見れば、信じられない性能だ。

 そこで、今度はスクウェア・エニックスの『フィギュアヘッズ』をプレイ。(レノボのメディア対抗ゲーム大会以降も毎夜プレイしているのだ)普段私はロジクールの『G402』を使っているのだが、そん色ない快適さでプレイできた。ボタンが11個とG402より多く、カスタマイズも可能なので、設定次第ではG900の方がプレイしやすいかも。とにかく、軽いという点も魅力。G900はバッテリー内蔵で約107グラムで、ケーブルを入れたら約140グラムあるG402よりも軽い。

↑ケーブルレスなので、ケーブルが引っかかる感じもなく、マウスを大きく動かす操作も快適。ローセンシの人にも向いているかも。

↑スナイパーでのクイックショットも問題なく行なえた。成績もいつも通りだったよ。(決して劇的に成績が上がった訳ではない)

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