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価格は4万2980円(税別、送料込み)とお手頃

リビングPCに! コンパクトで価格もお手頃な小型PC『New Inspiron マイクロデスクトップ』 (2/2)

2016年04月15日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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価格がお手頃な分、性能は控えめ

 New Inspiron マイクロデスクトップ スタンダードの主なスペックは、CPUがCeleron J1800、メモリーは4GB(DDR3L-1600MHz)、ストレージは500GB HDD、OSはWindows 10 Home(64bit)など。メモリーとストレージの増設は可能だが、標準状態では控えめな性能だ。

CINEBENCH R15のCPUスコアは121cbと低め

 実際にベンチマークソフトでスコアーを見ていく。CPUの計算性能を計測する『CINEBENCH R15』のCPUスコアは72cb、シングルコア時のスコアは38cb。インテルのCPUでは下位シリーズのCeleronを搭載していることもあり、それほど芳しくない結果となった。ウェブサイトの閲覧やちょっとした動画再生なら問題ないが、負荷の高い作業にはあまり向いていない。

PCMarkの結果は「1184」。

  PCの総合性能を計測する「PCMark 8」(Home accelerated)のスコアーは1184。スペックから見れば順当な結果といえる。

ストレージはHDDで、速度面ではさすがにSSDに見劣りする

 ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark」では、順次読み込みが毎秒131MB、順次書き込みが毎秒127MB。HDDなので、さすがに読み込みが毎秒500MBを超えてくるSSDには大きな差をつけられている。容量は500GBあり、こちらは一般的なSSDよりも多いので、データ保存の多い人に向いていると言える。

サブPCやリビングPCにオススメ

 New Inspiron マイクロデスクトップ スタンダードは、低価格で省スペースが魅力。それほどの性能を必要としないサブPC、居間のテレビでインターネットにアクセスするためのリビングPCとしてオススメだ。

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