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もう少しメリットを探してみます。

動画ダメ、ラジオはOK、Chromecast AudioをPCで使う方法

2016年04月09日 12時00分更新

文● 四本淑三

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動画系サイトは全部ダメ

 パソコンの場合は、Windows、Macともに、Googleのウェブブラウザー「Chrome」に「Google Cast拡張機能」をインストールすれば使えます。ウェブブラウザー上で再生できる音声なら、Chromecast Audioで再生できるわけです。

ChromeのChrome Cast拡張機能。しかしChromeだのGoogle CastだのChromecastだのChromecast Audioだの、単語の重複が多くて区別つきにくいのどうにかなりませんか

 パソコンでなにか再生するとなると、真っ先にアクセスするのがYouTubeです。なぜかスマートフォン用のアプリは、Chromecast Audioに対応していませんが、ウェブブラウザーならChromecast Audioでも音声は再生できる。ところが!

 画像に対して音声の遅延が大き過ぎる。人が話すシーンなら、言葉と口の動きがまったく合っていない。ミュージックビデオならドラマーの手の動きとビートがバラバラ。遅延はおそらく1秒近くあるでしょう。Bluetoothでも若干遅れますが、最近のものはここまで大きくありません。

 YouTubeに限らず、動画系サイトはすべてダメ。これは、手元で再生されている映像の音声のみWiFiで再転送されるためで、どうしても映像とズレるわけです。そういうものはChromecastを買ってテレビで観なさい、というGoogle様のご意向でしょう。

 一方、快適なのはそもそも映像のない音楽系やラジオ系のサイトです。

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