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横浜スタジアムの開幕戦に行ってきた

野球場でVR体験! ハマスタの「360ベイスターズ」が楽しい

2016年03月29日 20時36分更新

文● コジマ

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眺めが最高の席で試合もVRも見まくろう

 横浜スタジアムのVRを楽しめる観客席は、その名も「Galaxy Gear VR スカイバーカウンター」。ここで観戦する人にGear VRを1台無償で貸し出すサービスを実施する。

「Galaxy Gear VR スカイバーカウンター」は内野席の後ろにある観客席

“スカイ”を名乗っているだけあって眺めは絶景

チケットは3万2500円(5枚1組 6500円/枚)、3万9000円(6枚1組 6500円/枚)の2種類

 バーカウンターを模した席は見晴らしが最高。イスがくるくる回るので、Gear VRを利用していても横の人の観戦を妨げにくい。しかも横浜スタジアムは海が近いので、顔に当たる風が爽快。この環境でベイスターズの選手たちの映像を見ると、まるでグラウンドに立っているような感覚が味わえる。

Galaxy Gear VRの貸出案内も掲示してあった

屋外球場だけあって風が心地よい。外でVR体験というのもなかなかオツなものだ(しつこいようですが取材中の筆者であり、一般ファンの方ではありません)

筒香嘉智選手のフリー打撃を入念にチェックする筆者

山崎康晃選手のブルペン投球の映像を見ながら、打席に立つ感覚で球筋を確かめる筆者。このあと、内角に来た球にビビってのけぞる

 さて、現在360ベイスターズで楽しめる映像コンテンツは4つ。筒香嘉智選手のフリー打撃、山崎康晃選手のブルペン投球、試合前のシートノック、宜野湾キャンプのハイライトとなっている。

 これから追加されるコンテンツは、まだ未定のようだ。筆者としては、撮りっぱなしでも構わないので、練習の風景、ロッカールーム、選手寮など、映していい場所ならばどんどん撮影し、コンテンツを拡充してほしいと願っている。

 たとえば、リアルタイムとはいかないまでも、前日のベンチの様子や、当日の練習風景などを見られるだけでもファンはうれしいものではないだろうか。事実、筆者が一番興奮したのはベンチの風景を映した映像だ。テレビカメラや観客席などからはなかなか見えない、選手たちの素の顔が見られるのはとても胸が踊る。

 そんなこんなで、無事取材を終えた筆者。さっそくベイスターズを応援だ、と思ったら編集部から電話がかかってくる。

「記事、今日中に書くんだよね? 戻ってきて、早く書いてね」

 電話を切り、目に涙を浮かべて関内駅の崎陽軒でシウマイ弁当を購入し、飯田橋に戻る筆者であった。

 開幕戦こそ生で見届けられなかったが、今年の横浜DeNAベイスターズはやってくれると思う。みなさんも、ハマスタにお越しの際は、ぜひ360ベイスターズを楽しんでみてはいかがだろうか。

必勝! 横浜DeNAベイスターズ!

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