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最新の第6世代Core i5、DDR4メモリー採用

ビジネス向けの高信頼性と性能! 個人でも買える『New Latitude 12 7000』 (2/2)

2016年03月30日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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ハイエンドな性能を発揮

 New Latitude 12 7000 プレミアムモデル(大容量SSD)は、CPUに最新のインテル 第6世代のCore i5-6300U(2.4GHz、最大3GHz)を採用。メモリーは4GBで、ストレージは128GBのSATA SSDとなる。CPUはビジネス向けでも問題ない性能だが、メモリー、ストレージ容量は用途によっては不足する可能性がある。特に複数ソフトを同時に起動し、マルチタスクで作業を行いたい場合など、メモリーは8GBは欲しいところだ。その場合、メモリー8GB、256GB SSD構成のNew Latitude 12 7000 プレミアムモデル(大容量メモリ/SSD)も用意されているので、性能に余裕が欲しいならそちらを選択するといいだろう。

CINEBENCH R15のCPUスコアは313cb。

 実際にベンチマークソフトでスコアーを見ていく。CPUの計算性能を計測する『CINEBENCH R15』のCPUスコアは313cb、シングルコア時のスコアは120cbという結果に。熱設計に余裕がある影響か、ノートPC向けCPUとしてはなかなかのハイスコアで、ワンランク上のCore i7シリーズに迫る結果が出ている。性能的にはまったく問題ないと言えるだろう。

PCMarkの結果は「3207」。

  PCの総合性能を計測する「PCMark 8」(Home accelerated)のスコアーは3207。一般的なノートPC以上の性能が出ていると言える。メモリー容量は4GBだが、最新規格で最大転送速度の速いDDR4メモリーを搭載していることが良好な結果に繋がっているようだ。

3DMarkは、CPU内蔵GPU搭載ノートPCとしてはまずまずの結果に

 グラフィックス性能の計測に特化したベンチマークソフト「3DMark」の結果は、ICE STORMが「49808」、CLOUD GATEが「5117」、SKY DIVERが「3126」、FIRE STRIKEが「668」と、CPU内蔵GPUとしてはまずまずのスコアーが出た。とは言え、当然だが本格的な3Dゲームをプレイするには心許ない。

FFXIVは画質を落とせば問題なくプレイできる

 実際にオンラインゲームのベンチマークソフトも実行してみた。「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークソフトでは、解像度1366×768ドット、フルスクリーン、ノートPCの高品質(DirectX 9)の設定でスコアーが2393(普通)。より画質を落とせば一応は快適にプレイできそうだ。

ストレージは読み込みが高速

 ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark」では、順次読み込みが毎秒538MB、順次書き込みが毎秒157MBと、読み込みはSSDらしい速度を記録。書き込み速度はやや物足りないが、読み込み速度が高速なだけでもSSDの恩恵は体感できるだろう。

個人でも信頼性の高さを求めるならオススメ

 New Latitude 12 7000 プレミアムモデル(大容量SSD)は、法人向けの製品ということもあり、ビジネス用途に求められる質実さと高い性能を併せ持つ優秀なノートPCだ。ビジネスに使いたい人はもちろん、個人でも信頼性の高いノートPCを求めている人にオススメしたい。

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