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ファーウェイ通信 第17回

HUAWEI WATCHはアップデートで通話も可能に!

お手頃価格の「HUAWEI GR5」と「HUAWEI WATCH」を組み合わせて使う!

2016年03月16日 11時00分更新

文● 加藤肇、アスキー編集部 編集● ASCII.jp

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イマドキのスマホで重視されるカメラ機能
手軽に料理を美しく撮影して、SNSに投稿可

 ミドルクラスの価格帯のスマホと言っても、最近ではどのスマホでもそこそこの快適度で動作する。そのためユーザーに重視されることが多いのがカメラ機能だ。スペックを見ると、リアカメラは前述のとおり1300万画素(F値2.0)、インカメラは500万画素(F値2.4)と十分なもの。

背面のメインカメラは1300万画素

 実際に使ってみても、比較的幅広いユーザーによる利用を意識しているなという印象を持つ。たとえば料理の撮影に特化した「フードビューティー」モードは多くのユーザーに便利に使われるだろう。

 レストランなどでは照明が暗めに設定されていることが多いため、出てきた料理をSNSなどを通じて、他者に美味しい雰囲気を含めて伝えるには工夫が必要だ。フードビューティーモードではカメラが自動的に設定してくれるので、その点、悩む必要がないのだ。

フードビューティーモードON

フードビューティーモードOFF

フードビューティーモードON

フードビューティーモードOFF

 また、スローモーション撮影も使い方次第で楽しめそうだ。これは、撮影メニューから「スロー」を選択して動画を撮影すると、撮影し終わったあとで任意の部分をスローモーションに変更できる。

動画の一部分だけスローモーションにできる

 HUAWEI GR5は、公式オンラインストア「ファーウェイ Vモール」のほか、家電量販店やECサイト、MVNOなどで発売中。価格は税抜3万4800円。カラバリは今回試用したゴールドのほか、シルバー、グレーが用意されている。

カラバリは3色が用意されている

 ミドルクラスの価格ながら、上位クラスに匹敵する実力を持つHUAWEI GR5。月々の支払は抑えたい、でもスマホの性能に妥協はしたくないといった若い人にとっては、格安SIMとの組み合わせでオススメのスマホと言える。

 なお、HUAWEI GR5については、3月24~30日に表参道の「Antenna<>WIRED CAFE」でタッチ&トライイベントが開催される(MediaPad M2 8.0も)。3月26日にはCanCamとコラボしたトークショー、27日は「美人過ぎるヴァイオリニスト」岡部磨知さんとのスペシャルコラボによるミニライブも実施予定。ぜひこの機会にGUAWEI GR5を試してみてほしい。

HUAWEI WATCHがバージョンアップ
スマートウォッチから通話が可能!?

 さて、ここからはスマートウォッチ「HUAWEI WATCH」関連の話題を紹介していこう。

HUAWEI WATCHがアップデートで機能アップ!

 まず最初のトピックは、毎年開催される世界規模のデザイン賞「iFデザインアワード」の受賞。HUAWEI WATCHはクラシカルなデザインを採用し、他のスマートウォッチとは一線を画すファッション性を追求した製品だが、これが世界的に権威のあるデザイン賞からも認められたわけだ。

 もうひとつのトピックは、待望の機能アップデートだ。HUAWEI WATCHが採用するOS「Android Wear」がバージョン1.4.0へとアップデートしたことによるものだが、最新のAndroid 6.0(Marshmallow)がベースになったことで、直感的で洗練されたUIに変更、そしてさまざまな機能が追加されている。

 目玉は、HUAWEI WATCH単体での通話が可能になったこと。Bluetoothでペアリングしているスマホに着信した際には、HUAWEI WATCHから応答できるのだ。また、アプリ一覧には「電話」アプリが追加され、電話帳や通話履歴から発信できるほか、ダイヤルパッドも備える。内蔵スピーカーの音量調節や着信音の変更も可能だ。

通話アプリが追加され、HUAWEI WATCHでの着信・発信が可能になった

 内蔵スピーカーに関連した機能だと、Google Play Musicのオフライン再生も可能になった。アラームやタイマーでも音楽の再生が可能になり、HUAWEI WATCHの活用の幅が広がったわけだ。ただし、そのぶんバッテリー消費は大きくなってしまう。

 さらに、手首の動きによってメニューを開いたりカードの詳細を表示させたりといった操作もできるようになった。そのほか、心拍計の精度が上がったり、HUAWEI WATCHのメニューから手動で時刻調節が可能になる(以前はスマホの時刻との同期のみ可能だった)など、細かな部分の使い勝手も向上している。

 HUAWEI WATCHのラインアップは4モデル。ケースがシルバーでブラックレザーのバンドを組み合わせた「W1 Classic leather」(税抜4万5800円)。今回の記事で試用したモデルで、シルバーのケースにメッシュ状のメタルバンドを組み合わせた「W1 Classic Stainless」(税抜5万1800円)。ブラックのケースに同色のメタルバンドを組み合わせた「W1 Active」(税抜5万7800円)。ケースがゴールドでブラウンレザーのバンドを組み合わせた「W1 Elite」(税抜8万1800円)となっている。

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