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沼津での細かい仕様の違いや利用実態などが明らかに!

NFC決済の聖地・沼津でApple PayとAndroid Payを試す

2016年02月06日 15時00分更新

文● 鈴木淳也(Junya Suzuki) 編集●ゆうこば

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まさかの「本日のお食事は終了しました」

 さて、紆余曲折あって沼津港に到着したわけだが、時間はすでに夕方5時前くらいになっており、間もなく陽が落ちようという状態だ。移動に関して「縛り」をつけたためにこんな時間になってしまったわけだが、沼津港の中心部に位置する「沼津みなと 新鮮館」では半分以上の店がすでに閉まっており、食事できる場所もない有様だ。

 一部、お茶屋やせんべい屋などお土産物屋がまだ営業中だったが、やはり翌日の朝に再訪するしかなさそうだった。今回は沼津の隣駅にあたる三島に宿を取っていたが、これも到着が遅くなることを見越しての作戦だ。

寒空の下、沼津港まで遠路はるばるやってきたのはいいものの……
沼津港中心部にある「沼津みなと 新鮮館」。複数の商店や食堂が店を構えている
すでに半分以上の店舗が閉店している状態で、「本日のお食事は終了しました」

 しかし、せっかくやってきて何もしないのももったいないので、いい香りのしていたお茶屋でお土産を買うことにした。おサイフケータイが使える非接触の決済ターミナルがあるのを見付けたので、まずはモバイルSuicaを使ってお茶を買ってみることにした。すると、同行者のひとりが決済ターミナル横の札の「NFC」マークと「payWave」「PayPass」の表記があるのに気付き、おサイフケータイのFeliCa系電子マネーだけでなく、これらNFCの非接触決済も受け付けていることがわかった。

 2人いた店員に聞いても、この2つの決済を使った客は(2人が知っている範囲で)誰もいないという。試しにクレジットカードの処理端末を操作してもらうと、利用可能なカードを選択するメニューの中に「NFC PAY」という項目があり、これが選択された状態でApple Payを設定済みのiPhoneをかざすとすぐに決済することができた。筆者も、日本国内でApple Payで決済に成功したのはこれが初めてだ。

一部お土産屋は夕方5時近くになっても開いていたので、そのうちのひとつのお茶屋で買い物することに
Suicaを選択して決済したところ、横に気になる立て札が……
なんと、「payWave」「PayPass」などNFCの決済にも対応しているらしい
クレジットカードの処理端末を操作してもらって「NFC PAY」を選択
これでApple Payでも問題なく決済が可能に

 さて、この決済ターミナルだが、パナソニック製の最新世代(第3世代)のもので(参考記事)、FeliCaだけでなくNFC(Type-A/B)にも対応しているのが特徴だ。現在これが入っている店舗も少なくはないが、一方で「NFC部分が無効化」されているケースが多く、仮に同じタイプの決済ターミナルを街中で見かけても、実際にNFC決済が利用できるとは限らない点に注意が必要だ。

 「沼津みなと 新鮮館」内の店舗でNFC決済対応店舗をひとつ発見できたわけだが、これは同じ新鮮館の他の店舗や、ここ以外の商店街の店舗でも利用できる可能性が高いことを意味している。

 とはいえ、すでに午後5時をまわって新鮮館以外の店舗はほとんど店じまいしている状態で、外を一周して新鮮館に戻ってきたら、こんどはすべての店舗が閉店してしまっていた。Apple Pay以外の決済手段、たとえばAndroid Payも試したいところだし、いろいろ検証したいことがある。初日はこれでお開きにして、翌日再トライすることにした。

沼津港を少し歩いていると、周囲のアーケードはすでにすべての店舗にシャッターが降りている状態で、やはり朝〜昼に来ないとダメなようだ
外を一周して新鮮館に戻ってきたら、すでにすべての店舗が閉まっていた
水門のライトアップも始まり、人気もほとんどなくなった沼津港。翌日に出直しに

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