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レースクイーン撮影会に超高級コンデジ「RX1R II」で挑んだ!

2015年12月20日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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編集部までRX1R IIを運搬がてら撮影

 今回の撮影会のようなスピーディーな展開への対応にはどうしても限界を感じるが、お散歩カメラとしてはすごくイイ感じだったので、編集部まで運搬がてら撮影してみた。ISOについては、三脚あればISO100~400台もいいが、手ぶれが不安な場合はISO1600以上にしておくといいだろう。AUTOもそんな挙動に近く、デフォルトでは上限ISO6400で動作していた。

 High ISOに対応したことで、前モデルよりも汎用性が高くなったといえる。サブとして長く使い倒すと考えた場合、多くのシーンに連れて行ける仕様になったとも感じた。個人的には風景用に試してみたかったので、返却直前である午前中に撮影できてラッキーだった。

※以下の写真リサイズなしで掲載しています。各6~16MBあるのでご了承ください。

晴天下だとシャッター速度を上げて、手ぶれ回避が楽でいい。にしても、よく解像してるなぁ……。1/3200、f4、EVー0.3、ISO250

よく地下空間やそれほど光量のない研究施設での撮影が多いため、アンダーめのテスト。すでにα7RⅡをメインとしているユーザーであれば、そのままラクにサブとして扱えそうな。1/500、f4、ISO80

サムネイルもしくは、拡大していない状態ではブレていないように見えるが、拡大してみたらブレていた件について。1/100、f5.6、ISO800

1/100付近から下のシャッター速度のときは、ガッツリと固定しておけば手ぶれは防げるが、ある程度、体幹トレーニングをしておくか、ISOを上げる方向がいいだろう。1/100、f2、ISO2000

ボケのテスト。Sonnerな感じ炸裂で、周辺部の独特のボケ具合を好むかどうかになるだろうか。1/200、f2、ISO3200

 夜景のテストをしている途中で、黒田みこさんに遭遇。ライブ帰りだったそうだ。黒田みこさんは、ASCII.jpにも何度か登場していただいているので、ご存じの方も多いだろう。現在は、ラウドロック アイドルユニット「キューティ コープス」のリーダーだそうだ。また3rdDVD美脚革命が発売中で、12月19日にソフマップでイベントとのこと。詳しくはこちらへ。

 なお、黒田みこさんの3枚のみ、リサイズしている。

ライブ帰りの黒田みこさんに遭遇。スピードライトを使用している。1/50、f2、ISO1600。

35mmなので、寄るよりは少し引いた感じのカットのときに使える。町中だらだらポートレート用にも、やはりいい。1/50、f2.2、ISO1600

背景を思いっきりぼかすつもりがないのであれば、f4あたりの描写で納得いく可能性が高いだろう。クセがなく扱いやすい。1/60、f4、ISO200

夜景用として考えると、RX1R IIは小型かつ軽量なのでゴツい三脚もいらないし、平らな場所に置くでも十分だ。10秒、f8、ISO200

f8以降はそれほど絞る必要もない印象があるが、このあたりは好みだろう。光芒がやや騒がしいので工場夜景などを撮影する場合は、少し配慮が必要かも。5秒、f10、ISO200

コンデジなのでAUTOでもいいだろうとAUTOでテスト。変な挙動はなさそうなので、困ったらAUTOのままでも満足いくハズ。1/100、f2、ISO6400

マクロの切り替えてテスト。開放からパキパキするので自由度は高い。ただマクロ時のフォーカスはややずっこけやすいので、マニュアルにしてもいいかも。1/320、f2、ISO640

テーブルフォトは焦点距離的にやりやすい。さっさと撮ってさっさといただく主義のフットワークにも耐える。1/250、f4、ISO1600

【結論】末永く使い倒すサブならば購入検討アリ

 手ぶれ補正はないのもの、42MPのイメージセンサー、ハイブリッドAF、光学式可変ローパスフィルターと前モデルから、思いっきり強化してきたコンデジだ。価格は税抜42万8880円と覚悟完了が必要なくらい下準備が必要だが、ポートレートにも使えれば、お散歩撮影にも使える。

 レンズ沼にハマりたくないが、長く使えて良いカメラが欲しいと考えているのなら、RX1R IIは一考の価値アリだ。サブとしても同様で、Aモード、ISO AUTOでコンデジ的な運用でもいい描写をしてくれるため、すでにメイン機のあるユーザーが出会っても満足度は高いハズだ。というわけで、ポチろうか迷っているわけです。

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