22日からはLTEの速度を調査!
11月20~21日は3マカオの3G回線を使っていたが、22日からCTMのLTE回線を使うことにした。CTMも3マカオも、SIMサイズは切取線にそって任意で決められるユニバーサルタイプで、microSIMも簡単に使える。
CTMのプリペイドSIMはアクティベーション不要で、APNにCTMの名前を追加するだけ。しかし、ホテルの部屋で計測しようとしても3G回線の電波しか掴まないのには困ったが、3Gでも3マカオより速かった。
そしてマカオGP決勝のパドック。ここではLTEで通信でき、下り29Mbps超えと、かなりまともな数字を計測できた。実際にTwitterやFacebookに写真をアップロードするときも快適。これなら最初からCTMの4G版SIMを使えばよかったと後悔するレベルの速度差だった。
マカオの観光スポットで次々速度調査!
マカオGPの取材を終え、帰国日の23日にマカオの主だった観光スポットでCTMのLTESIMで速度チェックをしてみた。
まずは、マカオといえばココ、セントポール天主堂だ。瞬間的にとんでもない数字が出ていますが、測定値は上り下りともに33Mbpsオーバー。大変優秀。
続いて、ここもマカオを代表する観光スポットのセナド広場。こちらも30Mbps近い測定値が出た。観光スポットだからアンテナを増強しているのだろうか。
マカオといえばカジノ。マカオ半島のほとんどの場所から建物が見えるという、代表的なカジノのグランドリスボア前。ここではなんと下り55Mbps超えを記録した。Facebookの読み込みがやたら速かったのが印象的。
そして、帰りのマカオフェリーターミナル。ここは室内での計測なので、屋外に比べると速度はかなり遅くなるが、それでも15Mbps以上は出ていた。
そして、香港へ戻って中環(セントラル)で再度計測。キャリアはマカオへ行くときに購入したCMHK。さすがに0.99Mbpsという数値は、マカオに比べるとLTEの恩恵が薄いか。
香港の中環から空港行き特急エアポートエクスプレスでデレステをプレイしつつ、到着間際に計測。それでも1.15Mbpsしか出ていない。
【まとめ】マカオで使うなら圧倒的にLTEのSIM!
総じてマカオの方が通信速度が速く、マカオならCTMのSIMを選んだ方が圧倒的に速い、という結論となった。
それでは何故マカオで3GのプリペイドSIMが販売されているのかというと、中国本土から来る観光客のほとんどが3G対応の機種を使っていることが主な要因だという。マカオの人口の数倍が毎年訪れるという、中国本土の観光客の経済効果は、こういったところにも現れるのだ。