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マカオGP記念! プリペイドSIM GP in マカオ

2015年12月19日 15時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩 編集●ASCII.jp

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まずはマカオの経由地、香港で現地SIMを試す

 マカオGPへはあくまでレース取材として行くので、余計な経費はなるべく削減。というわけで香港便唯一のLCCである「HKエクスプレス」で羽田から出発。ちなみに運賃、諸費用、預け荷物、税金を全て含めて往復で3万円弱。

 深夜11時25分出発で、4時間30分のフライトを経て香港に到着。ここで現地SIMを調達するのだが、困ったことが起きた。7月に香港にきた際にSIMを購入した店舗が出発ロビーから撤退していたのだ。慌ててほかの店を探しても、SIMを売っている店が見当たらない。途方にくれていると到着ロビーの両替所でSIMが販売されているのを発見。アクティベーションは両替所のスタッフがやってくれるので手間いらずだった。

チャイナモバイル香港のアクティベーションはスタッフがやってくれたのでラクチン

 そして、めでたく開通したチャイナモバイル香港のLTE回線。早速、空港でスピードチェックをしてみると下り1.37Mbps。遅い! いや、東京も昼間ならこんなもんだろう。付け加えるなら空港内はフリーWi-Fiが飛んでいるのでLTE回線が遅くてもなんら問題なし。

空港内でのテスト結果。ちょっと遅すぎるので空港内ではフリーWi-Fiが正解かも(セキュリティーは自己責任になるが)

 なお利用日数は5日間で、データ容量1.5GBである。

 早朝に香港に到着したので特急電車エアポートエクスプレスの始発前。仕方ないので、バスでマカオ行きのフェリー埠頭まで移動する。回線速度はそれほど向上しなかったが、約30分のバス車内でもデレステはプレイできた。

 香港からマカオへはターボジェットにのって1時間。ターボジェットの中にもフリーWi-Fiが入っているのだが、なぜか不安定。ターボジェットの中では適度な揺れも手伝って、爆睡しやすいので抵抗せずに寝てしまった。

バスでの移動中もデレステこと「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」のプレイは欠かさない

香港からマカオへ向かう船の中でもフリーWi-Fiが飛んでいるのが香港ぽい

SIM自販機は中~上級者向け。初心者はショップでスタッフに設定してもらおう

 マカオに到着後、現地のプリペイドSIMの購入方法は2つ。ひとつは自動販売機。もうひとつはフェリーターミナル内1階のSIMショップ。価格はどちらも同じだが、店舗ではSMSを使ったアクティベーションをスタッフがやってくれるので間違いがない。

 マカオの自動販売機では2社がプリペイドSIMを発売している。3マカオは3G回線で3日間、データ容量8GBで100MOP(MOP=マカオパタカ。1MOPは約15円くらい)。CTM(チャイナテレコム・マカオ)はLTE回線、2日間1GBで100MOPと7日間2GBで200MOPの2種類。

自分のスタイルに合わせて容量と回線を決めよう

 今回の滞在はマカオに4日間なので3マカオの3Gを前半、CTMの4Gを後半に使用することにした。

 マカオGPのパドックはフェリーターミナルの真ん前にある。世界一交通の便がいいサーキットなのではないだろうか。

ベントレーやアストンマーチンなど、日本ではなかなかお目にかかれないGTカーが走っているのもマカオGPならでは

 そのサーキットのパドックで3マカオの3G通信速度を計測。下り6.4Mbpsは、香港の空港で計測したLTEより速い。6.4Mbpsなら実用上問題なさそうだが、上り0.65Mbpsはちょっと気になる。実際、Twitterに写真をアップするときはかなりの待機時間が必要だった。

 その日の晩、今度はホテルの前で計測。宿泊したホテルは予算の関係上、住宅街のど真ん中という立地だったが、マカオの人々の生活がよくわかる地域。食事も地元の人々が行くようなローカルな店にチャレンジした。

速度チェックなら地元民が集まるところがいい

 パドックに比べればかなり遅い。下り2.88Mbpsはまだいいとして、上り0.08MbpsはTwitterの写真アップロード時にタイムアウトを起こすレベル。

下りも微妙だが、上りが壊滅的に遅い。写真がアップできないと、メシテロが捗らない

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