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獲るぞ二連覇!ベンツで挑む初音ミクGTプロジェクト8年目 第10回

ミクSLS、大分オートポリス戦はタイヤトラブルに沈む

2015年11月10日 17時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤智充

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序盤は表彰台圏内を快走するも
徐々にタイヤトラブルに苦しめられる

 迎えた決勝日。夕方から雨の予報ではあったが、気温は低めで路温もなかなか上がらない状況。スタートを担当するのは片岡選手。レース直前に#31 TOYOTA PRIUS apr GTがマシントラブルでピットスタートとなったため、実質4番手スタートなった。

 いつも通り、ローリングスタートでオートポリス戦の幕が開けた。片岡選手は前の#31がいなくなったことで、最初から飛ばしていき、1周目で目の前の#61 SUBARU BRZ R&D SPORTをパス。いきなり3位にアップした。しかし、すぐ後ろにはペースを上げてきた#21 Audi R8 LMS ultraと抜き返さんばかりに#61が迫っていた。

 1位を走る#2 シンティアム・アップル・ロータスと#55 ARTA CR-Z GTは、あっという間に後続との差を広げていく。一方、片岡選手が駆るミクSLSは、タイヤのピックアップ(タイヤカスが付着しグリップが低下する)問題が発生してしまい、防戦一方の展開になっていた。しかし、タイヤの問題と格闘しつつ迫る後続を防ぎきれるほどGTは優しくない。徐々に順位を落としてしまい、10周目には7位まで落ちてきていた。

 だが、レース中盤に降ってきた雨により、ピックアップが剥がれていく。本来の調子を取り戻した片岡選手はどんどんオーバーテイクしていき、気がついたら2位まで上昇し、そのまま34周目にピットイン!

 後半は谷口選手がステアリングを握る。片岡選手が好調だっただけに、「もしかしたら優勝も!?」という期待も大きくなった。アウトラップで11位まで落ちたものの、じりじりと順位を回復していく谷口選手。ペースも良く、3位表彰台圏内まできたとき、再びトラブルが発生する。

 40周を過ぎたあたりからペースが上がらなくなり、ラップタイムも最大で7秒も落ちてしまうほどの状態になってしまった。片岡選手のときにも発生したタイヤのピックアップ問題がこのタイミングで発生してしまったのだ。

 こうなるともはやお手上げ状態だ。谷口選手はこのときの様子を「クルマが曲がらなくてコース上にいるだけで精一杯」だったとコメント。順位は8位まで落ちてしまった。

 途中、前を走る#31がトラブルによりピットインしたため、順位は7位に上がる。レース終盤にさしかかる頃、再び雨が降りはじめ、ピックアップも取れてきたのか、ミクSLSがペースを取り戻したが、前のクルマに追いつくことは叶わず、7位でゴールした。

 オートポリス戦もトラブルが発生してしまい、悪い流れが断ち切れない。次戦ツインリンクもてぎは、ついに今シーズンの最終戦で総決算。最後は勝って、終わりよければすべて良しとしたいところだ。


(次ページでは、「関係者インタビュー」)

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