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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第61回

尖った機能よりも安定性!ドコモ「Nexus 5X」は名機か!?

2015年11月07日 15時00分更新

文● 林 佑樹

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デフォルトだと指滑りが悪い

 本体正面の強化ガラスにはGorilla Glass 3を採用している。これはNexus 5からの継続となるが、大きな変化としては強化ガラスの上にコーティングを施していること。最近国内メーカーでも見られる手法だが、Nexus 5Xもそうしているようだ。ただし、写り込みは抑えられているが、指の滑りまではあまり配慮されておらず、裸族スタイルの場合で、かつフリック入力中心というのであれば気になってしまうかもれしれない。

 また、パネルの発色はフラットで、Nexus 5Xを担当したLGエレクトロニクスらしいものだ。蛍光灯下でのテストでは、画面輝度も明瞭。太陽光下ではやはり視認性は落ちてしまうが、室内であれば輝度30~40%で問題ナシだった。

左から輝度0%、輝度50%、輝度100%。蛍光灯下で確認したもの。輝度30~40%で基本十分な印象だ。最低輝度はやや明るめなので、お布団内での運用については眩しく感じる人もいそうだ

精度良好の指紋認証センサー

 インターフェースを見ると、USB Type-Cのほかに、これも主流になりつつある生体認証として指紋センサーを背面に搭載している。縦画面時だとちょうど人さし指がくる位置にあり、センシングも良好で試用中に認証ミスが生じることはなかった。とくにロック解除時は電源/スリープボタンを押してから、指紋認証といったステップは不要。そのまま指紋センサーに触れるとスリープも解除される仕様である点がとてもいい。

レスポンスは良好。筆者の場合だけかもしれないが、なぜかアウトカメラを指紋センサーと思って押さえていることが多々あった

ロック解除を録画してみたもの

 ロック解除やパスワード入力、アクセス権限付与などに対応しており、手に持っている状態だとだいたい指紋センサーの部分に人さし指がくるため、人さし指を登録しておくと、使い勝手がよくなるし、iPhone 6sなどのようにわずかに持ち直す必要もないので、なかなか合理的なレイアウトだ。

指紋の登録は何度か該当する指でペタペタするタイプ

セキュリティの設定項目はスクリーンショットの通り

OSチューニングはNexusシリーズ伝統を踏襲

 過度の味付けがないスタンダードさを気に入る人が多いNexusシリーズの伝統はキープされている。特筆すべき部分は、Android 6.0搭載であること。あらゆる面がとてもさっぱりしているので、そのまま使いたい人も、ホームアプリをインストールしてゴリゴリとカスタマイズしたい人も、余計なアプリがバックグランドで動いていない状態なので、何をするにしてもやりやすいと感じるだろう。

ホーム画面

ステータスパネル

設定。キャリア専用の項目はない

タップ&ペイの設定もあるが、国内だとまだ未知数

ユーザー設定ではゲスト設定も可能なので、共有する場合にも都合がいい

 ベンチマークをしてみると、big側がデュアルコア仕様であるためか、AnTuTuベンチマークのスコアを見るにかなり低く出てくる。ただLITTLE側はクアッドコア仕様なので、SNSやウェブブラウズをする分には、とくに遅いと感じることはなかった。現状、高負荷な操作はゲームか写真・動画の加工が中心なので、そういった用途を重視するのであればNexus 6Pを検討するといいだろう。

 また発熱については、極端に熱いと感じる場所もなく、熱ダレらしいものもなく、平和だった。といってもゲームプレイ、とくに3Dなど負荷の高いものとなると、もたつきが生じることもあったので、このあたりは割り切る必要がありそうだ。

CPU-Zで見たぶんには、アイドル状態ではbig側のCortex-A57は停止している

AnTuTu Benchmark v5.7.1の結果。予想よりも低いスコアになってしまっているが、実操作分ではXperia Z4付近との大差は感じなかった。また計測時点ではAnTuTu BenchmarkはAndroid 6.0に対してのアップデートを実行する前なので、その影響もあるだろう

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