このページの本文へ

「Surface Pro 4」が11月12日に日本発売 -「Surface Book」は2016年

2015年10月24日 13時00分更新

文● 小山安博、編集●ハイサイ比嘉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

1024段階の筆圧を検知する「Surface ペン」

 Surfaceユーザーの50%が利用しているという「Surface ペン」は、さらに書き味を高めるために1024段階の筆圧を検知。Pen and Touchチップを開発して搭載することで、より精度の高いペン利用を可能にしたとしている。「まるで紙の上で書いているような感触のペン」とホール氏はアピールする。

「Surface ペン」はさらに高精度になり、消しゴム機能も搭載された

 さらに上部のボタン部が消しゴムとしても動作し、ペンで書いて、反転させて消す、といった動作が可能になった。ボタンを押すと「OneNote」などの指定アプリが起動してすぐにペンで書き込みができたり、2度押しすると音声エージェントのCortanaが起動する、といった機能も搭載している。Surface ペンのバッテリーは1年間持続するという。

Surface ペンで実際に書いているところ

Surface ペンは側面にマグネットで収納できるようになった。この状態で引っ張っても取れないほど強力

「Surface Pro 4 タイプ カバー」も大きく改善

 Surfaceおなじみのキーボードカバー「Surface Pro 4 タイプ カバー」も従来通り用意される。独立型のキーでより速く、より静かに入力できるとしており、バックライトも搭載された。トラックパッドは大型化したほか、マルチタッチですべてのWindows 10のジェスチャーが利用できるとして、使いやすさが向上したという。米国発表時には、タイプカバーに指紋センサーを備えたモデルも紹介されたが、ホール氏によればこれは数量限定モデルで、現時点ではテスト的な位置づけなのだという。

新しいタイプカバー「Surface Pro 4 タイプ カバー」。Surface Pro 3にも装着可能

従来通り、背面のキックスタンドで自立する

本体背面

本体上部

本体側面

 Surface Pro 4の価格は、一般向けは12万4800円(税別)から、法人向けは11万1800円(税別)から。Surface Pro 4 タイプ カバーは全5色となり、Surface ペンは4色展開。ビジネス利用だけでなく、クリエーターなどに向けてもアピールしていきたい考えだ。ホール氏は、「ラップトップとして使えるタブレットの第4世代。愛されるタブレットであると確信している」と胸を張る。

11月12日発売で価格は一般向けで12万4800円(税別)から

Surface Pro 4 タイプ カバーは5色、Surface ペンは4色。ペン先の太さも変えられるようになっている

ディスプレーやUSBなどのポートを備えた「Surface ドック」も用意。本国のSurfaceチームは、Surface Pro 4にディスプレーやマウスなどを接続し、「次期Surfaceを設計している」(ホール氏)そうだ

各オプションの価格

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン