初歩から分かるBD活用講座 第7回

アルバム感覚でビデオの編集ができるPowerDirector 10 Ultraの機能に迫る

ほんの数ステップで動画を編集してBlu-ray Disc™に焼く技

わずか5ステップで編集完了？　イージーエディターの実力は

　「PowerDirector 10」を起動したとき、編集モードを選択できるメニューが表示される。この中で「イージーエディター」をクリックしてみよう。わずか数ステップで動画が完成するという編集機能だ

起動したときに表示されるメニュー

　イージーエディターが起動したら、まずはソースとなる動画や静止画を選択する。そして、その動画に適した「スタイル」を指定する。さらに「調整」でBGMを指定すれば、あとは出力するだけでムービーが完成する。

「ソース」で元となる動画を選択する

ムービーに合う「スタイル」を選択する

「調整」タブでBGMを指定、ムービーを曲の長さに合わせることもできる

「プレビュー」タブで、ムービーが自動編集される。ここで若干の処理時間が必要となる

自動編集が終わると、完成したムービーのプレビューを確認することができる

「出力」の「ディスクの作成」をクリックしてBlu-ray Disc™への書き込みを選択する

BDメディアの種類を選択して書き込む。これだけでオリジナルルBlu-ray Disc™が完成する。

　このイージーエディターで、それなりのクオリティのオリジナルムービーを完成させることができる。ただ、自動編集だけに意図通りの映像にするには多少の慣れも必要だ。自動編集したムービーが完成したあとに編集することもできるが、それなら最初から通常モードで編集を開始したほうがいいという話。状況に応じて使い分けたい。とはいえ少数のカットをつなげてあら編集の動画を作るという点では便利だ。