このページの本文へ

Apple Musicを知る 第2回

iPodは? Windowsは?

Androidでも使える? 「Apple Music」5つの疑問を解決!

2015年07月21日 17時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

7月1日にサービスが開始したApple Music。本稿では、SNSなどでよくあがっている疑問を中心に、Apple Musicの概要を今一度おおまかに確認したい。

Q1.どんなサービスで、どうやって使うの?
お金はかかる?

A1.定額制で、契約期間中はiTunes Storeのライブラリーが無制限に再生できるストリーミングサービス。iOS 8.4にアップグレードすることで「ミュージック」アプリから使えるようになる。システム条件はiPhone 4S以降。iOS 8.3までの赤いアイコンに対し、Apple Musicに対応したバージョンは白地に虹色の音符マークがつく。

 月額利用料金は個人向けプランが980円、家族6人まで使えるファミリープランが1480円。プランは利用開始時に選択可能だ。ただし、現在はアップルが3ヵ月の無料トライアルを実施しているため、利用開始から90日間は無料で利用可能。Apple Musicの自動課金はオフにした?もあわせてチェックしてほしい。

Q2.Mac、Android、Windows、iPod、iPadでも使える?

A2.Mac、Windowsでは最新のiTunesTunes 12.2にアップグレードすることで、Apple Musicが利用可能になる。Androidでは、アップルが今秋にも専用アプリの提供を開始することを予告している。あわせて、Apple TVでも利用可能になる見込みだ。

iPadはiPhone同様、iOS 8.4へのアップグレードで利用可能になる。対応する機種はiPad 2/iPad mini以降。iPodは2012年発売の第5世代iPod touchと、最新のiPod touchのみで利用可能(第5世代iPod touchはiOS 8.4へのアップグレードが必須)。iPod classicやiPod nano、iPod suffleからは利用できない。

Q3.オフラインでも再生できるの?

A3.Apple Musicの楽曲リストからメニューをタップし、「オフラインで再生可能にする」をタップすると、ミュージックアプリ内でローカルコンテンツを格納する「My Music」のタブに楽曲が現れる。この状態になると、オフラインでも再生が可能だ。この操作はアルバム単位でも可能。

Q4.似たようなサービスはある?

A4.国内の競合だと、エイベックスとサイバーエージェントによる「AWA」、LINEによる「LINE MUSIC」が代表的。この2サービスはすでにiOS、Androidから利用可能。利用料金はそれぞれAWAが1080円/360円(プレミアムプラン/Liteプラン)、LINE MUSICが1000円/500円(プレミアムプラン/ベーシックプラン)。このほか、NTTドコモの「dヒッツ powered by レコチョク」やKDDIの「うたパス」など携帯キャリアも競合サービスを展開している。各サービスの特色や料金については、本連載の第4回で解説する予定。

Q5.3G/LTE回線で使える?

iPod touchやiPad Wi-Fiモデルの場合は当然ながらWi-Fiのオンが必須。コントロールセンターか、「設定」のWi-Fiからオンにしておこう

A5.Apple MusicはWi-Fi接続時のみでなく、iPhoneやiPadなどモバイル端末の3G/LTE回線からも利用可能だ。ただし、デフォルトだとストリーミングはWi-Fi接続のみの利用になっているため、グレーアウトして項目を選択できない。iOSの「設定」→「iTunes & App Store」を開き、「モバイルデータ通信」がオンになっているかどうか確認しよう。オンにしてから、もう一度「ミュージック」を開けば、項目が選択できるようになっているはずだ。SIMを内蔵しないiPod touchやiPadシリーズのWi-Fiモデルは、Wi-Fiへの接続が必須となるが、Q3であげた方法で「My Music」タブにダウンロードしてある楽曲についてはWi-Fi未接続状態でも再生が可能だ。

「設定」→「iTunes & App Store」とすすむ

「モバイルデータ通信(Use cellular Data)」をオンにする(設定のひとつ下の階層の「モバイルデータ通信」にも同一のオン/オフスイッチがあるので注意! 変更するのは「iTunes & App Store」の方にある「モバイルデータ通信だ」)

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中