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プリンストンのデジギア道 第36回

IPX8準拠で水回りでも安心安全

海や風呂で使えるスマホ・タブレットケースを試す

2015年05月27日 11時00分更新

文● 花茂未来

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濡れていてもサクサクタッチ&カメラ操作

 ここからは、実際に手持ちのiPhone 6 Plusを「PSA-WSCシリーズ」に入れ、使用感をチェックしていきたい。まずケース側面にあるチャックを開け、端末を入れる。このとき手持ちのiPhone 6 Plusには純正のレザーケースを装着していたが、やはり外さないと入らない様子。ここは収納可能寸法どおりだ。

 収納を終え、まずは液晶ディスプレイをタッチ操作してみたところ、もちろん問題なく反応。続いて液晶ディスプレイ部分に水をかけ、水滴が残っている状態でタッチ! これも問題なく反応した。水中での操作はできなかったものの、端末の液晶ディスプレイには0.2mm厚のガラスフィルムも貼ってあるので、多少反応が鈍くなるかと予想していたが、とくにそんなことはなかった。

水滴がついた程度では操作に支障なし。

 またケース右側面・背面のカメラ部分も透明になっているので、カメラ撮影はもちろん、本体右側面にある電源ボタンも押しやすかった。逆に左側面にあるサイレントモードの切り替えスイッチ、音量調節ボタンの操作は難しい。

ケース右側面と背面は透明仕様。

日常生活でも使い方の幅がぐっとアップ!

 冒頭のとおり、スマホやタブレットに防水性能が備わるだけで、その活用シーンはぐっと広くなる。個人的にはスマホゲームにドはまり中であり、トイレでもぽちぽちやっている具合なので、お風呂でもプレイできるのが幸せ。

 また、最近動画サイトで多いアニメやドラマの一挙放送だが、なにぶん休憩時間が少ない、もしくは全く無いのでやはりお風呂のタイミングが難しい。そう、現代のエンタメ生活……というかボクのエンタメ生活にお風呂はジャマな存在なのだけど、このケースを使い出してからはお風呂が沸いた音とともに意気揚々と駆け込めるように。

 さてもう一つ、これも個人的な趣味なのだが、料理のレシピを確認するのにとっても便利ということ。今までのようにレシピを確認するため、画面をスクロールしようとするたびに手を洗い、水気を拭いて、スマホに触るという段取りが必要なくなった。

 ただ、料理といえばシミになりやすい食材や調味料も扱う。うっかり手をぶつけて醤油がドバー! なんていう経験をした人も多いはずだし、調理中の手には肉の血や油などもついているので、ヨゴレ耐性が無ければ結局手を洗う羽目になる。という言い訳を盾に醤油をかけてみました。

 ふははこれでも食らえー!

醤油をドバーっと。

 水でサーっと流すと……。

流水で醤油を流すだけ。

 キレイに落ちた!

水気を拭き取ると、元のキレイな状態に。

 うわー、シミになったら編集部に絶対怒られるよ……という心配をよそに、予想外にアッサリ落ちた。ただ、シミにならない保証はないし、長時間おいた場合はケース表面の繊維に浸透して取れなくなる可能性もあるので、あくまでも参考程度に。ちなみに衛生面だが、本製品は防水なので丸洗いしてしまえば、普段は洗ったり消毒はしないであろう携帯端末に触るよりは遙かに衛生的だろう。

お値段"いちきゅっぱ"で夢が広がりんぐ

 屋内外問わずオールシーズン使え、デザイン性にも優れたこの防水ケース。お値段はスマートフォン用「PSA-WSCシリーズ」が1980円、タブレット用の「PSA-WTCシリーズ」が2980円となっている。

 本製品があれば海やプール・ウィンタースポーツなどのアウトドアイベント、夏休みシーズンに多い動画サイトの一挙放送といったインドアイベント、また普段のお風呂や料理がいつも以上に楽しくなるハズだ。

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