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コンパクトながら多機能なミラーレス機「Nikon 1 J5」を徹底レビュー!

2015年05月18日 12時00分更新

文● 周防克弥、編集●ハシモト/ASCII.jp

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 4月にミラーレス一眼特集を掲載したが、そこに間に合わなかった1台がある。4月23日発売された「Nikon 1 J5」だ。標準パワーズームキットの実売価格は5万5000円前後で、レンズ付きミラーレス一眼としては比較的リーズナブルと言える。

「Nikon 1 J5」。カラーは写真のブラック以外にシルバーもあり、そちらのほうがクラシカルさは上だ。ズームキットには電動沈胴式の「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」が付属。カメラ本体の電源のオン/オフに連動してレンズの沈胴機構が動作する。電源オフ時(右)にはレンズバリアが動作してくれる

 Nikon 1シリーズは、1型センサーを採用するニコンのミラーレス一眼ブランドで、「J」シリーズはそのミドルレンジにあたる。幅98.3×奥行31.5×高さ59.7mmというレンズ交換式としては超コンパクトなボディーに、自撮りから各種エフェクト、マニュアル撮影のアシスト機能まで多彩な機能を盛り込んでいるのが魅力だ。なお、重量は本体のみで約231gとなる。

センサーサイズは小さいが
高感度における画質は良好

 撮像素子はNikon 1シリーズでは初採用になる裏面照射型CMOSセンサーを採用している。有効画素数は約2081万画素でローパスレスだ。

 最高感度はISO 12800まで設定可能。画像処理エンジンには新開発の「EXPEED 5A」を採用することで、より高速な処理が可能になり、4K動画の撮影も可能になっている。

感度別撮影サンプル

ISO 160

ISO 160

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 6400(NR)

ISO 6400(NR)

ISO 12800

ISO 12800

ISO 1200(NR)

ISO 12800(NR)

 ISO 6400(NR)とISO 12800(NR)は4回連続でシャッターを切って合成することでノイズを少なくする。動いている被写体ではブレて合成されてしまうので使えないが、動かない被写体でなおかつ、カメラを固定できる場合には便利な機能だ。

 ノイズが目立ってくるのはISO 1600を超えたあたりから。気になるのは最高感度のISO 12800あたりでISO 6400でもあまり気になるほどではなく、ちょっとノイジーだなと感じる程度。

 ノイズは多いがディテールはそこそこ残っている良好な画質だ。センサーサイズは1型と小さいが、高感度での画質は大きな素子サイズのミラーレス機とくらべても遜色のないレベルだ。

 ミラーレス機は多くのメーカーから発売されており、撮像素子サイズは35mm判フルサイズから一般的なデジイチで採用されているAPS-Cサイズ、マイクロフォーサーズ規格の4/3型、コンデジと同じ1/1.7型までさまざま。

 Nikon 1シリーズで採用されている1型センサーは、一部の高級志向のコンデジで採用されているセンサーと同じサイズで、レンズ交換式デジカメとしては小さい。

 撮像素子が小さいことは画質面で不利であることに間違いはないが、ではどれだけの差があるかと言えば、十分な光量が得られるシーンであれば大きな撮像素子を採用するデジカメと見分けるのは難しいくらいの画質は得られる。

 高感度での撮影についても明らかに差があるというほどではない。これは高感度で撮影したサンプルを見てもらえば納得ができるだろう。

 むしろ、撮像素子が小さいことにはメリットもある。そのあたりは後ほど紹介する。

次ページへ続く、「ガジェット好きがハマりそうな外観

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