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囲碁・将棋ブース協賛も

巨大イベントを成功に導くPCとは? ニコ超を全面サポートするGALLERIA

2015年05月01日 17時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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サードウェーブデジノスは今回、超囲碁・将棋ブースに協賛

囲碁将棋ブースに協賛出展、デジノスタブレットも!

 そもそも、niconico関係のイベントでGALLERIAシリーズが採用されたのは今回が初めてではない。プロ棋士と将棋ソフトの対戦として毎回大きな話題を集める「将棋電王戦」では第二回から採用されており、今年初頭に行われたゲーム実況・大会イベント「闘会議2015」の際は、ステージ配信とゲームに使用されたほぼすべてのPCがGALLERIAシリーズだった。ゲームだけでも50台以上のPCが導入されていたこと、継続して採用し続けられていることが、イベントでの採用実績が豊富なGALLERIAの信頼性の高さを物語っていると言えるだろう。

 niconicoの関連イベントを全面的にサポートしてきたサードウェーブデジノスだが、今回は初めて協賛ブースを展開。これまで将棋電王戦をバックアップしてきた経緯から「超囲碁・将棋」ブースに協賛し、機材協力を行っている。

ブース裏にはGALLERIAが。配信用、将棋ソフト用を分けて設置していた

 ブースのステージ裏を取材させていただくと、そこにはデスクトップタイプのGALLERIAが。ステージ配信用PCのほか、ステージイベントで将棋ソフトを使用するためのよりハイスペックなモデルが設置されていた。将棋の対局はあらかじめ持ち時間が決められているため、ソフトの強さは思考時間の速さにも大きく左右される。処理能力が高くなければ、たとえ優れた思考ルーチンでも十分に生かしきることができないのだ。将棋電王戦の本戦でも使用されてきたGALLERIAは、そうした問題を十分クリアするだけの力を持っている。

ponanzaに挑戦できるコーナーはかなりの人気で、約1時間待ちになる時間帯も

ponanzaに勝てばデジノスタブレットが貰える。2日間で約500人が挑戦し、9人が勝利した

 また、今回は初めてタブレットの機材協力を実施しているのも特徴。来場者が挑戦できるユーザー参加型企画として、初代電王で電王戦FINALにも出場した将棋ソフト「ponanza」と対局できるスペースが用意されていた。サードウェーブデジノスが販売するタブレットでponanzaと戦い、勝てば賞品としてタブレットが貰えるというもの。デスクトップPCと比較して処理能力が低いタブレットのため、計算能力は落ちるが、有名ソフトと戦えるということで2日間合わせて500名が挑戦、約1時間の待機列ができるなど、おおいに人気を集めていた。

ステージイベントでは将棋棋士・囲碁棋士11人による人狼ゲームが開催された

デジノスタブレットのアプリでゲーム進行を管理していた。MC・ゲームマスターは有名格闘ゲーマーの大貫晋也(ヌキ)氏

最終戦は勝負を最後の投票に持ち越す熱い戦いに

 ステージは人気棋士や有名人の対局で盛り上がったが、最終イベントは将棋棋士、囲碁棋士総勢11名が集まってのパーティーゲーム「人狼」対決という、ニコニコ超会議らしいユニークな催しも。ゲーム進行はアプリで管理され、ここでもデジノスタブレットが利用されていた。

25日(土)には、将棋界のレジェンド加藤一二三九段、囲碁界のレジェンド25世本因坊治勲が、将棋・囲碁・トークの同時三番勝負を繰り広げるステージイベントも

将棋ソフトの指した手を打ち込む「電王手さん」と実際に対局できた。写真左が昨年バージョンの「電王手くん」、右が今年バージョンの「電王手さん」。

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