ネットワーク関連コンサルティングにSDNを追加し、戦略策定から設計、導入まで支援
IBMが「SDN構築支援サービス」開始、SDN関連ビジネスを強化
2015年04月23日 06時00分更新
日本IBMは4月22日、顧客のSDN(Software-Defined Network)設計や構築、運用をサポートする「SDN構築支援サービス」を提供開始した。SDN関連ビジネスを強化するため、コンサルティング人員の拡充も図るとしている。
SDN構築支援サービスでは、既存のネットワーク関連コンサルティングサービスと組み合わせ、顧客のSDNシステム構築に向けた戦略策定から設計、導入までの一貫したサポートを提供する。価格は個別見積もり。
また「IBM Cloud Manager with OpenStack」(関連記事)などのクラウド基盤ソフトウェアと連動させることで、サーバー/ストレージ/ネットワークのインフラ全体を最適化し、ビジネス変化に素早く対応する“Software-Defined Environment(SDE)”(関連記事)の実現も可能だとしている。
さらに、企業のプライベートクラウドと「IBM SoftLayer」などのパブリッククラウドを、SDNのオーバーレイネットワークで結び、両環境間でのITリソースの最適配置を図るハイブリッドクラウド環境も実現できるとしている。
IBMでは、ネットワーク経由で顧客にSDNソリューションのデモ/テスト環境を提供するため、フランス、米国の2カ所にSDNのための施設を開設した。また、SDN関連のビジネスを強化するため、人員の拡充を図るとしている。
