このページの本文へ

新MacBookとApple Watchを知る 第29回

MacBookは買いか? 極薄&超軽量、Retina搭載新マシンの実力を探る

2015年04月21日 11時00分更新

文● 山口優、編集●ハイサイ比嘉/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

条件によって駆動時間が大きく変わる内蔵バッテリー

 薄型軽量のMacBookは、出先に持ち運んで使用する機会も多いと予想される。そこで気になるのが、バッテリー駆動時間の長さ。アップル公式では、「最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧、最大10時間のiTunesムービー再生」となっているが、実際のところはどうなのだろうか?

 そこで、条件を変えながらバッテリー駆動時間をチェックしてみた。まず、システム環境設定の「ディスプレイ」で、「輝度」を25%程度に設定。その状態で、ローカルに保存した1080pのH.264/AAC動画をフルスクリーンでリピート再生したところ、12時間36分経ったところで強制スリープになった。

 次に、「輝度」を100%程度に設定してYouTubeのフルHD動画コンテンツを連続再生したところ、5時間56分の駆動が可能だった。これだけ高い負荷をかけて6時間持つというのは、なかなかの好成績だ。ちなみに輝度100%というのはかなり明るく、通常は少し下げて使用することになると思うので、1日程度なら電源アダプタを持ち歩かなくても問題なさそうだ。

 なお、付属の電源アダプターは、MacBook Air用のものよりひとまわり小さく、電源ケーブルを取り外すことも可能だ。非常にコンパクトで重量も実測で108gしかない。旅行や出張の際に持っていく場合でも、あまり荷物にならないのがうれしい。

電源アダプタとUSB 3.1 Type-Cコード。コードは電源アダプターから脱着できる

USB 3.1 Type-Cコードのコネクター部はiPhoneなどが採用しているLightningコネクタより少し大きい程度のサイズ

MacBookの電源アダプター(左)と、MacBook Airの電源アダプター(右)。ひとまわり小さいが、側面のアップルマークがなくなっている

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中