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タッチパネルなしで検討するなら、直販サイトをぜひチェック

分かれば簡単、直販モデルのLaVie Direct HZは、店頭モデルとここが違う!

2015年04月17日 16時17分更新

文● きゅう/ASCII.jp

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スペックに本当にこだわるなら、直販を選択したい

 ここでは直販モデルを購入する場合はどうか、という点について改めて検討してみよう。

 NEC Directのウェブサイトにアクセスすると、店頭と直販モデルの違いが確認できる(直販モデルは、カスタマイズモデルと表記されている)。ただ、ちょっと複雑なのでどのあたりが違うかについてまず紹介していこう。

NEC Directのウェブサイト

 まずは解像度がWQHDで、ノンタッチのモデルについて。タッチパネルを省略することで、本体がより軽量となり、映り込みの少ないノングレアタイプの液晶になっている点などがウリである。

 店頭モデルでは、Core i5モデルのみのラインアップ構成だが、大きくCore i5-5200UCore i7-5500Uのモデルが選べる。

 つまり上位のCPUが選べ、高性能の追求が可能になるのだ。

 また内蔵バッテリーもポイント。ノンタッチのモデルでは軽量性を重視して、店頭モデルではバッテリー容量も控えめに設定されている。直販モデルでは、+1万円(税別)の追加で、タッチ対応モデルと同様の大容量タイプも選択できる。公称の駆動時間は標準では約5.9時間だが、大容量では約9時間。そのぶん重量は70g程度増加する。ただしこれは、手に持てば確実に差を感じるが、かばんなどに入れてしまえば、それほど意識せずに済む程度の差。

上が店頭の上位モデル。下がノンタッチの下位モデル。Σ型の独特なデザインは共通。

 バッテリー駆動時間については、過去に店頭モデルを試用した際、少々心もとなさも感じた。特に高性能かつ長時間の駆動を求める、Core i7モデルでは選択する価値があるだろう。

PCIe接続のSSDは店頭上位モデルのみの選択肢

 そしてかなり大きな差別化要素となりそうなのが、Core i7モデルが用意している「PCIe接続の512GB SSD」オプションだろう。

 単純に店頭モデルの128GBより記憶容量に余裕があるというだけでなく、一般的なSSDで用いられるmSATAより格段に高速なPCIe接続となる点が、パフォーマンス面での大きなメリットとなる。

 毎秒600MBが上限のmSATAに対して、毎秒1GBを超える高速性が期待できる。価格的には+5万5000円(税別)と値が張るが、写真や動画などを保存するとなると速度だけでなく容量もこだわりたい。本体の軽量性だけでなく動作そのものの軽量性も求めるのなら、やはり選択したいオプションだ。

 Core i7モデルはオンボードに標準搭載する、メモリーも店頭モデルの4GBに対して8GBと倍の容量となっている。OSもWindows 8.1 Pro Updateが選べる。逆に言うと、LaVie Hybrid ZEROの店頭モデルで、ノンタッチのものは軽量性に特化してあえてラインアップを絞っている面もあったので、軽量性とハイパフォーマンスを両立したい考える向きには物足りないと感じる面があった。

LaVie Direct HZは、店頭モデルとここが違う!

  1. 上位のCore i7が選択可能になる! → より高性能に
  2. バッテリー容量を増やせる → より長時間に
  3. PCIe接続のストレージが選べる → 大容量かつ爆速に!(Core i7モデルのみ)
  4. Windows 8.1 Proが選べる → リモートデスクトップが使える
  5. 保証も手厚くなる!

 このあたりの不満をクリアーしたいのであれば、直販モデルをぜひ選択したいところだし、LaVie Hybrid ZERO(LaVie Direct HZ)の真価を追求するなら、やはり直販を選択すべきだという考え方もできる。最大3年の延長保証に加え、落下や水こぼしにも対応した“PC3年間安全保証パック”なども+10400円(税別)で選べたり、オプション類も豊富なので、店頭で買ってすぐ持ち帰りたいと考えている人も、まず一度NEC Directのウェブサイトを確認してみることをお勧めする。

NEC Direct

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