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Core i7-5500UとNVIDIA GeForce GTX 850Mを搭載

9万円台でデスクトップ級フル装備の17型ノート「HP ENVY17-k200」

2015年04月21日 11時00分更新

文● 山口優、編集●金子／ASCII.jp

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負荷の高いゲームもプレイ可能な性能

　今回試用した「HP ENVY17-k200」は、Broadwell世代のデュアルコアプロセッサであるIntel Core i7-5500U（2.4GHz／TB時最大3.0GHz）とディスクリート・グラフィックスのNVIDIA GeForce GTX 850Mを採用している。

　この構成のENVY17-k200は、「ドラゴンクエストⅩ推奨パソコン」にもなっており、「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の結果は12877、「すごく快適」とのこと（1280×720ドット、標準品質）。このようにゲーミング性能も高く、ドラクエ以外の最新PCゲームも快適に楽しめるのではと期待できる。

WinSAT.exeの結果。全体に高めのスコアとなった

　そこで、いくつかのベンチマークを実行して性能を測ってみることにした。まず、Windows 8.1のシステム評価ツール「WinSAT.exe」を実行してみたところ、次のような結果になった。

WinSAT.exeの結果
プロセッサ7.4
メモリ7.6
グラフィックス5.9
ゲーム用グラフィックス5.9
プライマリディスク8.1

　推測通り、全体にスコアが高めの結果になっている。ちなみに、本機はプライマリディスクとしてM.2対応の256GB SSDが、セカンダリディスクとして1TBのHDDが搭載されている。高速なM.2接続のSSDを採用している効果がスコアにもあらわれている。

　続いてPCMARK 8 HOME ACCELERATEDでは、下図のようにスコアが3108となった。

PCMARK 8 HOMEのベンチマーク結果

PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0スコア
HOME Score3108
Test duration38min 49s
Web Browsing - JunglePin0.32309s
Web Browsing - Amazonia0.13387s
Writing5.1s
Casual Gaming27fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v230fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v242ms
Advanced Photo Editing part 10.35028s

3DMARKは、ゲーミングノートに迫る性能

　同様に、3DMARKも試してみたところ、「FIRE STRIKE」が2550、「SKY DIVER」が8473、「CLOUD GATE」が9441、「ICE STORM」が44362となった。ディスクリート・グラフィックス非搭載のノートに比べると数値がかなり高めで、ゲーミングノートに迫る性能だ。

3DMARKのベンチマーク結果

　また、「CrystalDiskMark」でプライマリディスクのストレージ性能を計測してみたところ、下図のようになった。やはりM.2対応のSSDということもあってかなり高速。実際、使用していてもOSの起ち上がりやアプリの起動、切り換えなどが非常にキビキビとしていた。

「CrystalDiskMark」のベンチマーク結果

FINAL FANTASY XIVは、高品質で“快適”、最高品質も“やや快適”

　次に、「HP ENVY17-k200」のゲーミング性能を測るため、ゲーム系のベンチマークを試してみた。まず、「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」が下表の結果になった。

「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」のベンチマーク結果

モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐ベンチマーク結果
解像度スコア
1280×720ドット8046
1920×1080ドット4044

　「FINAL FANTASY XIV：新生エオルゼア ベンチマーク　キャラクター編」では、次のようにフルHD解像度でも快適に楽しめる結果となった。

「FINAL FANTASY XIV：新生エオルゼア ベンチマーク　キャラクター編」は、1920×1080ドットでも快適に楽しめる結果になった

FINAL FANTASY XIV：新生エオルゼア ベンチマーク　キャラクター編ベンチマーク結果
解像度品質スコア評価
1920×1080ドット標準品質（ノートPC）6113とても快適
1920×1080ドット高品質（ノートPC）3731快適
1920×1080ドット最高品質2939やや快適

　最新のディスクリート・グラフィックスを搭載していることもあってか、「HP ENVY17-k200」はゲーム系ベンチマークテストではいずれも高めのスコアが出ている。ハイエンドのグラフィックスを搭載したゲーミングノートほどではないものの、本機でも高負荷なゲームをフルHD解像度で快適に楽しめそうだ。


 

（次ページ、「負荷の高いゲームもプレイ可能な性能」に続く）

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