(株)野村総合研究所(NRI)は15日、「広告主が、戦略立案に活用できる分析とは」をテーマにした「マーケティング分析コンテスト2015」のアイディアの募集を開始する。
同コンテストでは、NRIが約150社の企業に提供するサービス「Insight Signal(インサイトシグナル)」で収集するシングルソースデータを、コンテストの参加者に提供。膨大な消費行動データと企業の広告出稿実績から、「広告主が、戦略立案に活用できる分析とは」をテーマにした研究を募集する。審査の観点は、マーケティング指標や手法の新しさ、着眼点の斬新さ、結果の有効性など。
同コンテストは、NRIが3000人の生活者から独自に収集したシングルソースデータを、学術研究やマーケティング実務に活用することを目的に2007年から開催している。シングルソースデータは、同一人物のメディアへの接触状況と消費行動を2カ月にわたって収集した国内唯一のデータで、これを多面的に解析することにより、生活者の行動や広告効果の分析がより正確になる、としている。コンテストの応募期間は15日から10月31日まで。研究成果の提出締め切りは11月13日の予定。