高速通信可能なハイブリッドクラウドをワンストップで提供・検証できる環境を提供
SliverBullet活用で、レノボ・ビットアイル・Skeedの3社が提携
2015年04月08日 13時30分更新
レノボ・ジャパン、Skeed、ビットアイルの3社は4月8日、ハイブリッド・クラウド・ソリューション“SilverBulletアプライアンス・サービス”を提供すると発表した。
Skeedの持つ大容量高速データ転送ソフト「SilverBullet」を用いたソリューション。レノボのSystem xサーバーのうちSilverBulletの稼動確認が取れた「高速データ伝送ソリューションSkeed SilverBullet折紙付構成」を公開。さらにこの構成に基づく「SilverBulletアプライアンス」をビットアイルのデータセンター上に設置し、月額料金で利用できるようにする。
これにより、検証や設置の手間や工数を省いた、迅速なビジネス立ち上げが可能となる。“ビットアイル コネクト”を利用し、ハイブリッド・クラウドの基盤を作れば、主要クラウドベンダーとのプライベートネットワーク接続も可能だ。
またビットアイルのデータセンターと、レノボ本社内に設置されたレノボ・エンタープライズ・ソリューション・センター内にはSilverBullet折紙付構成を設置した検証環境も用意する。デモに加え、性能検証なども可能になるという。
なお、第1号ユーザーとして、映画配給大手のギャガが「SilverBulletアプライアンス」を採用。本サービスの利用により、業務の大幅な時間短縮を見込んでいるという。
発表では、企業システムの設置場所は、従来からある国内のデータセンターに設置する形態から、ハイブリッド・クラウド、さらにクラウドのリージョン間連携などへと広がりを見せており、海外など遠距離間でのデータ伝送の重要度が高まっているという。そのために、より高速でセキュリティーが高く、安定したネットワークが必要であり、「SilverBullet」の重要度が高まっているとする。
メーカー配信の報道資料に修正が入ったため、記事内容を修正しました。(2015年4月8日)
