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発展途上のレシピがインターネットで盛り上がる

フリスビーメーカーが作るコーヒー抽出機はなぜネットで人気?

2015年04月08日 12時00分更新

文● 四本淑三

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速い! 美味い! 簡単!

ペーパーフィルターをキャップに納めます

このキャップをチャンバーに装着します

チャンバーをコーヒーカップの上に置き、付属スプーン山盛り1杯分のコーヒー粉を入れます。コーヒー粉はエスプレッソ用かファインドリップ用(細挽き)を試せとあります

チャンバーを揺らしてコーヒー粉を均一にします

80度のお湯を用意してください

チャンバーをコーヒーカップに載せ、目盛り「2」までお湯を注ぎます

パドルで10秒間撹拌します

チャンバーにプランジャーを差し込んで、20秒から60秒かけ、ゆっくり押し下げながらろ過します。最後まで押し込まず、プシューッと空気の抜ける音がしたらおしまい

なおプランジャーの先にはシーリング材としてゴムが使われていて、気密性はばっちりです

抽出液に、カップ全体で225mlになるようお湯で割ります(あらかじめ、カップにどこまで水を注げば225mlなのかを計っておくといいでしょう)

完成!

 時間にして2分もかかっていません。私はコロンビアのフレンチローストをエスプレッソ用に挽いて使っていますが、濃厚なのに酸味と苦味の抑えられたすっきりとした味。何のコツもいらず、いきなり美味しくできあがってしまい、これは人気になるのも仕方ないと思いました。

 もうひとつ素晴らしいのは、後片付けが簡単なことです。コーヒー抽出が終わったら、キャップを外して、プランジャーをさらに押しこむと、フィルターをコーヒーの搾りかすをポロッと捨てられます。あとはゴムに付いた残りカスを洗うだけ。

抽出後にキャップを外すとコーヒーの絞りカスにフィルターがくっついた状態になっています

これを下に向け、プランジャーをさらに押し込むと、フィルターごとコーヒーの搾りカスを排出できます。なお、フィルターは破れるまで再利用できるとのことです

(次ページでは、「なぜギークが夢中になるのか?」)

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