液晶分離型デスクトップ「LIFEBOOK GH」ロードテスト 第3回
本体分離型のタブレットを活用しよう
タブレットで動画エンコード! LIFEBOOK GH77/Tなら出来るんです (1/2)
2015年04月03日 15時00分更新

富士通の「LIFEBOOK GH77/T」は、タブレットとしても使えるワイヤレスの15.6型フルHD液晶ディスプレーを搭載した新しいスタイルのPCだ。これまでのレビューでは本体の外観やベンチマーク結果を紹介したが、第3回となる本稿ではその活用法について考えてみたい。
タブレットで動画の編集&エンコードができる
CPUにクアッドコアのCore i7-4712HQ(2.3GHz)を搭載する「LIFEBOOK GH77/T」は、負荷の高い作業でもなんなく行なえる。試しに付属ソフトの「Corel Digital Studio for Fujitsu」を使って動画を編集してみたところ、レスポンスは上級者向けのハイエンドノートとほとんど変わらなかった。
動画のエンコードもなかなか高速だ。前述の「Corel Digital Studio for Fujitsu」を使って1920×1080ドットのMP4ファイル(再生時間27分、ファイルサイズ3.1GB))をブルーレイ向けのBDMV(MPEG2)形式に変換してみたところ、処理にかかった時間は24分57秒だった。
ベッドに寝っ転がりながらエンコード
「LIFEBOOK GH77/T」がスゴイのは、タブレットモードで利用することによってこれらの作業をソファーやベッドに寝っ転がりながらでもできる点だ。通常、動画の編集には据え置き用のノートやデスクトップを使うため、必然的にデスクで作業することになる。だがワイヤレスの液晶ディスプレイを採用した「LIFEBOOK GH77/T」なら、どこでも好きな場所で作業できるのだ。
またタブレットとして利用している際、ボディがまったく熱くならない点もポイントだ。これはCPUやメモリー、ストレージなど熱を発生させるパーツが、本体側に分離しているため。3Dゲームや高い負荷のかかる作業でも熱を感じないほか、ファンの動作音もまったく気にならないというメリットがある。
(次ページ、「大型タブレットは情報収集にも最適」に続く)



この連載の記事
-
sponsored
第3回 タブレットで動画エンコード! LIFEBOOK GH77/Tなら出来るんです -
sponsored
第2回 15.6型Core i7の“タブレット”! 「LIFEBOOK GH」のパフォーマンスをさぐる -
sponsored
第1回 15.6型Core i7で1kg未満のタブレット? 富士通“New Style PC”をじっくり見た!-「LIFEBOOK GH」 - この連載の一覧へ