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実写版「進撃の巨人」スピンオフを独占配信

dビデオは「dTV」へ―配信サービス変革するドコモの新戦略

2015年04月02日 20時46分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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見るべき映画を自動で選別
新ユーザーインターフェース「ザッピングUI」

 村本氏は「ユーザーの6割は"映画が見たいが、見たい映画が決まっていない"状況にある」と説明。この問題を解決する策として、dTVアプリに採用した「ザッピングUI」を紹介した。

タイムラインの一番上にある作品の予告編を自動再生する。テレビのチャンネルを変える(ザッピング)ように見たいものを選べることから「ザッピングUI」と名付けられた

 ザッピングUIは、SNSやニュースアプリを閲覧するような感覚(タイムライン方式)で動画コンテンツをチェックできるユーザーインターフェース。また、視聴履歴をもとにおすすめの作品を選別する「あなたにオススメ」機能を備える。

12のジャンルごとに作品を分類する

テレビでも楽しめる「dTVターミナル」

 続いて、NTTドコモが発表した「dTVターミナル」の紹介に移った。dTVターミナルは、dTVおよび「dアニメストア」から購入した動画をテレビで視聴できるようにする専用アダプターだ。スマートフォンやタブレット、パソコンで視聴していた作品の続きを自宅のテレビで見る、といった利用方法を想定している。

dTV開始と同時に販売を開始する「dTVターミナル」

480

 現行のdビデオは、スティック型Android端末「dStick」を用いることでテレビでも視聴できた。しかし今回のdTVターミナルでは視聴だけでなく、動画コンテンツの購入も可能。付属のリモコンで簡単に操作できることをアピールし、スマートフォンやパソコンの扱いに慣れていない年齢層にも動画配信サービスの利用を促す。

 ドコモオンラインショップで予約受付を開始。価格は7538円。

発表会終了後はdTVターミナルの体験コーナーがオープン。本体もリモコンも非常にシンプルなつくりで、操作項目も最小限に留めている印象を受けた

今後はテレビメーカー各社と連携し、dTVターミナルなしでdTVを利用できるテレビを発売する予定という。ソニーのBRAVIAが第1弾製品となることも明らかになった

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