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ディスプレイやドッキングステーションも無線化、「仕事術を進化させる」

職場を完全なワイヤレスに、インテルが第5世代「vPro」発表

2015年04月03日 09時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 インテルは4月2日、ビジネスクライアント端末向けの「第5世代インテルCore vProプロセッサー製品ファミリー」を発表した。パフォーマンスやバッテリ駆動時間の向上だけでなく、ディスプレイやドッキングステーションとのワイヤレス接続も実現する。

インテル日本法人 代表取締役社長の江田麻季子氏

米インテル コンピューティング・クライアント事業本部 副社長 兼 ビジネス・クライアント・プラットフォーム事業部長のトム・ガリソン氏

職場環境からケーブルを排除する“職場のワイヤレス化”

 第5世代vProテクノロジーでは、“職場のワイヤレス化”を目的とした機能の追加が大きな特徴となっている。

第5世代vPro搭載クライアントでは、“さらなるワイヤレス”が大きな特徴となる

 ワイヤレスディスプレイ技術「インテル Pro WiDi」は、企業向けに強化された管理機能やセキュリティ機能が特徴で、ディスプレイの個人利用時だけでなく、複数の参加者がいる会議でのプロジェクター使用も柔軟かつ迅速に準備できる環境を実現する。

 また、デスクに設置したドッキングステーションとワイヤレス接続する「インテル・ワイヤレス・ドッキング」機能も投入されている。ユーザーがクライアント端末を持って自席に戻れば、自動的にモニター/キーボード/マウス/USB機器にワイヤレス接続される環境が実現する。

インテル・ワイヤレス・ドッキング対応のドッキングステーション「HP Adanced Wireless Docking Station」

 そのほか、バッテリ駆動のさらなる長時間化、ノートPCから2 in 1、タブレットなど幅広いフォームファクターの選択肢といったメリットも、第5世代vProプロセッサー搭載プラットフォームによりもたらされる。

職場内のコラボレーションを喚起、成熟したアイデアの生成を

 発表会冒頭に挨拶したインテル 代表取締役社長の江田麻季子氏は、vProテクノロジーの歴史を振り返った。2006年9月にビジネスクライアントの「高い性能」「セキュリティ」を目的として発表されたvProは、「リモート管理」「自動化」「幅広いフォームファクタへの対応」と進化を続けてきた。インテルの推計によれば、これまでに約1億個のCore vProプロセッサーが導入されたという。

2006年に発表されたvProは、その後のプロセッサ進化と共に機能強化を続けてきた

 そして、今回発表された第5世代のvProでは「職場環境とワークスタイルの変革」のための機能が追加されている。続いて登壇した米インテルのvPro製品責任者、トム・ガリソン氏が、新しいvProで目指す「進化する仕事術(A Better Way to Work)」の世界を紹介した。

「成熟したビジネスアイデアは従業員間のコラボレーションから生まれる。そのためには、アイデアの共有を促す職場環境が必要」(ガリソン氏)

 ガリソン氏は、企業PCの更新サイクル(平均4~5年)でちょうどリプレースの時期に来ている4年前のノートPCと比較して、第5世代vPro搭載のクライアントは2.5倍の高速化、3倍のバッテリ駆動時間、そして50%の薄型軽量化を実現していると説明。「従業員に最先端の能力を提供できるチャンス」だと述べた。

第5世代vProプロセッサー搭載プラットフォームのPCと、リプレース時期が訪れている4年前のPCとの性能比較

 また、Pro WiDiやワイヤレス・ドッキングの機能について説明し、vPro対応クライアントによって業務上の無駄を省き、高い生産性を実現できることを強調した。「調査によると、会議のうち平均5分間はビデオの(プロジェクターの)接続準備で無駄になっている。これを節約することで競争優位につながる」(ガリソン氏)。

 なお同日、パナソニックが世界初のPro WiDi対応液晶プロジェクターを発表している(関連記事)。またインテル日本法人でも、今年第2四半期より会議室にPro WiDi対応製品を導入し、刷新を図っていくと述べている。

会場では、第5世代vPro搭載の各社最新クライアントも展示された

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