
発表された「全自動DIGA」シリーズ3機種
パナソニックは3月31日、最大で10チャンネル、21日間分の放送を全チャンネル録画できるBlu-ray Discレコーダー「全自動DIGA」シリーズを発表した。5月22日より販売を開始する。
HDD容量が6TBの「DMR-BRX6000」(予想実売価格は22万円前後)、4TBの「DMR-BRX4000」(同17万円前後)、2TBの「DMR-BRX2000」(同10万円前後)をラインアップする。別売の外付けHDDの使用で、容量をさらに追加することも可能だ。
全チャンネル録画用としてBRX6000が8チューナー、BRX4000とBRX2000は4チューナーを搭載。さらに通常録画用として地上/BS/CSチューナーを搭載する。
通常録画用チューナーのうち2系統はチャンネル録画用に割り当て可能で、BRX6000の場合は最大10チャンネルを21日間、BRX4000は最大6チャンネルを36日間、BRX2000は最大6チャンネルを16日間、すべての番組を録画できる。
また、視聴履歴をもとに未視聴の番組をリストアップする機能や、ネットで話題になった番組を表示する「盛り上がりランキング」など、録画したものの中から見たい番組を探す機能を充実させた。
付属のリモコンはマイクを搭載しており、音声検索に対応した(BRX2000を除く)。「今日の映画を再生」、「サッカーのゴールシーンを検索」といった内容を話しかけることで、好みの番組を探せる。
価格はいずれもオープン。
Blu-ray Discプレーヤーを同時発表
4Kアップコンバート機能に加え、YouTubeやNETFLIXへの対応も
同社は同時にBlu-ray Discプレーヤーの新モデル「DMP-BDT170」、「DMP-BD85」も発表した。
BDT170は、Blu-rayディスクの映像を4K解像度にアップコンバートして出力でき、3DのBlu-ray Discの再生も可能だ。
ネットワーク機能を搭載しており、「YouTube」や、2015年秋にサービス開始予定の定額VODサービス「NETFLIX」の視聴が可能。「お部屋ジャンプリンク機能」により、別室のDIGAで録画した番組を見ることもできる。
DMP-BD85は、業界最小・最軽量をうたうBlu-ray Discプレーヤーだ。サイズは幅245×奥行175×高さ38.5mm、重量は約0.8kg。DVDのフルHDアップコンバート、Blu-rayに収録された8bitデータを12bitに変換する機能「Deep Color」に対応している。
