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カナデジ〜吉井香奈恵とデジタルカメラ〜 第5回

9nine吉井香奈恵が歩く、横浜の街とデジタルカメラ

2015年04月08日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp 写真●鎌田拳太郎

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吉井香奈恵、22歳の抱負

 4月8日に誕生日を迎えるかんちゃん、今年で22歳になります。

 「ぞろ目の歳だし、楽しみにしてます」という彼女に、今年一年の抱負を訊いてみました。

 「21歳になるときは、『20歳が終わる、21歳はもう大人だ』っていう気持ちがあって、ちょっと嫌だったんです(笑)。22歳になると、そういう感じはあんまりしないですね。ふわっと過ぎ去ってしまいそうな気もします。

 去年は自分の中で色々悩んだり、考えることが多い年だったんです。20歳までは、ずっと歌手になるために頑張ってきて、9nineに入って、上京して仕事をして……っていう、その勢いで来てしまった部分があって。

Photo by Yoshii Kanae

 21歳になってから、今までのことを振り返ったりとか、この先のことを想像したりとか、自分の人生についてもっと深く考えられるようになれたと思ってます。9nineとしての活動も4年間、去年の武道館ライブまでわーっと突っ走って来て、ちょっと落ち着いたところがあると思うんです。でも、落ち着いて考えられるようになったからこそ、考えすぎて焦ったりしちゃうことも凄くあったんですよ。不安だな、って気持ちも大きくて。

 そういう時期を経て、今年1年はあんまり焦らず、時に任せて、自分らしく過ごしていこうと思ってます。きちんと準備をしておけば、次の波が来たときにも迷わず行動できるじゃないですか。何が来ても乗っかっていけるように、柔軟な人になるのが今年の目標です」

Photo by Yoshii Kanae

(次ページ、「物語を想像させる「今日の一枚」」に続く)

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