ISO 3200でもノイズは控えめ!
感度別撮影サンプル
感度別撮影サンプルを見てみると、最高感度のISO 3200でもノイズは控えめ。ノイズリダクションがいい具合に効いており、ディテールの再現性もあまり損なわれていない。
ISO 800くらいまでは常用してもいいレベルだ。ノイズリダクションとディテールの再現性がいいバランスで、総画素数が約1600万画素(解像度でいえば4608×3456ドット)もあるので、50%縮小表示くらいならば十分に使える画像だ。
光学18倍のレンズはシャープで精細な描写が可能
絞り優先オートで絞り値を変えて撮影してみた。絞りを変えても描写に変化はない。実際の絞り羽があるのではなく、NDフィルターで光量を調整しているようだ。特に明る過ぎて困る場合でなければ絞りは解放で問題ない。
周辺部で若干の解像感の低下はあるが、ディテールの再現性は高く、シャープで高精細な描写だ。
望遠側も絞りを変えても描写に変化はないので、NDフィルターで光量調整しているようだ。こちらも画面の四隅で若干の描写力の低下はあるものの、18倍ズーム機としては高性能である。
F12のほうは1/30秒とかなり遅いシャッタースピードで、さすがに5軸の手ブレ補正でも補正しきれなかった。しかし、450mm相当の超望遠撮影なので、F5.9のほう、1/160秒でしっかりと効果がでているのは素晴らしい結果だ。
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