このページの本文へ

新MacBookとApple Watchを知る 第22回

4K出力もサポート

今こそ「MacBook Air」が買い時! 新13インチは完成度が高い!!

2015年03月26日 11時00分更新

文● 山口優、編集●ハイサイ比嘉/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ついに、4Kディスプレイへの出力をサポート!

 新MacBook Airは、実はインターフェース周りもひっそりと性能アップが行われている。従来は、最大転送速度が10GbpsのThunderbolt端子が搭載されていたが、新モデルでは最大転送速度が20GbpsのThunderbolt 2端子に変更されているのだ。

本体右側面のThunderbolt 2端子

 このThunderbolt 2の採用とCPU内蔵グラフィックスの性能向上にともない、ビデオ出力性能もアップ。新モデルでは4Kディスプレイに出力できるようになった。リフレッシュレート30Hzまでの対応ではあるが、4Kディスプレイの導入を考えている人には朗報だろう。

 ちなみに、新MacBook Airと同時にモデルチェンジした「MacBook Pro 13インチ Retinaディスプレイモデル」は、MST(マルチストリームトランスポート、Multi-Stream Transport)モードで60Hzの4Kディスプレイ出力をサポートしている。13インチのMacBook Pro RetinaとMacBook Airとで選択を迷っている人は少なくないと思うが、この4Kへの対応の差がひとつのポイントとなるはずだ。

液晶ディスプレイの解像度は1440×900ピクセルで従来と同じだが、Thunderbolt 2の採用とCPU内蔵グラフィックス性能の向上で、4K出力に対応した

駆動時間テストで約11時間49分動作、
公称値通りの内蔵バッテリー

 出先に持ち運んで使用する機会が多いMacBook Airの場合、バッテリー駆動時間の長さも重要なポイントだ。カタログスペックでは、「最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧、最大12時間のiTunesムービー再生、最大30日のスタンバイ時間」となっているが、実際のところはどうなのだろうか? そこで、省エネルギー設定やディスプレイの輝度はデフォルトのまま、フルHD、H.264の動画をフルスクリーンでループ再生して、満充電状態から強制スリープに移行するまでの時間を計ってみた。

バッテリーベンチマーク
機種 カタログ値 ベンチマーク結果
13インチMacBook Air(Early 2015) 最大12時間 約11時間49分

 ベンチマーク結果は、1920×1080ピクセル、H.264の動画をループ再生して満充電から強制スリープするまでの時間

 ほぼ、公称値通りの約11時間49分という結果になった。今回はデフォルトの明るさのまま試してみたので、液晶の輝度を下げるなどすれば、さらに長時間の駆動も可能だろう。これだけ持てば、ふだんはACアダプタを持ち歩かなくてもバッテリー残量の心配をせず使えそうだ。

バッテリーは本体に内蔵しており、ユーザーの手で交換することはできない。この辺りは従来通り

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中