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横×3画面より、縦×3画面がいい?

バトルフィールド ハードラインをGTX 980のSLI構成のPASSANTでプレイ、ド迫力の3画面で60fps超!

2015年03月26日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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3画面でも「最高」設定で60fps以上!

 では、バトルフィールド ハードラインで、PASSANT Ex8900-i7-VMD-BFHLがどのくらいのパフォーマンスを発揮しているのか紹介しよう。計測はオプション内にある「システムパフォーマンステスト」で、フルスクリーンに設定して実施した。結果は以下の通り。

オプション内にある「システムパフォーマンステスト」

フルスクリーンに設定

3画面構成(横、5760×1080ドット)でのシステムパフォーマンステストの結果
最高 76fps
101fps
166fps
188fps
3画面構成(縦、3240×1920ドット)でのシステムパフォーマンステストの結果
最高 64fps
91fps
150fps
192fps
1画面(1920×1080ドット)のシステムパフォーマンステストの結果
最高 151fps
152fps
192fps
192fps

 3画面(横)構成でグラフィックオリティーの設定が「最高」で76fps、3画面(縦)で64fpsという結果になった。さらに、1画面で計測すると、「最高」で151fpsという高いスコアを叩き出した。さすがはGTX 980のSLI構成といったところだろう。

まだまだ速さが足りないと思うなら、SSDやHDDを追加しよう!

 また、ゲームが始まればサクサク動くのだが、ゲームに入るまでに少し時間がかかる。これは、ストレージが500GB HDDということが大きい。バトルフィールドシリーズは、戦闘を始める場所を乗り物の中に設定できる。中には、「攻撃ヘリ」や「装甲トラック」など、高い攻撃力を備えた乗り物があり、そんな乗り物はもちろん人気で皆乗りたいのだが、SSDを搭載するなどより高速なマシンを使用するプレーヤーが先に乗ってしまうため、なかなか乗れず悔しい思いをすることになる。

乗り物はパトカーやバイクの他、攻撃ヘリや装甲トラックなど攻撃力の高いものもある

 ではなぜPASSANT Ex8900-i7-VMD-BFHLは、500GB HDDを採用しているのか。それは価格にあると私は思う。PASSANT Ex8900-i7-VMD-BFHLは、CPUがCore i7-4790(3.6GHz)、GPUがGeForce GTX 980のSLI構成とハイスペック構成な分、価格もそれなりにする。しかし、8GBメモリー、500GB HDDなので、GPUをSLI構成で搭載するマシンの割には安く購入できるのだ。

PASSANT Ex8900-i7-VMD-BFHLはケースにCOOLER MASTER製のミドルタワーパソコンケース「COSMOS SE」を採用し、SSDなら18台、HDDなら8台まで追加可能

 その代わり、ケースに「COSMOS SE」を採用し、SSDなら18台、HDDなら8台まで積むことができる。PASSANT Ex8900-i7-VMD-BFHLを購入して、スピードがまだまだ欲しいのであれば、後からSSDやHDDを追加できるのだ。またBTOにも対応しているので、購入時にアップグレードすることも可能だ。

 コンシューマー機だと、元よりゲームが快適にプレイできるスペックが用意されている(というよりコンシューマー機に合わせてゲームが開発される)が、スペックの強化に限界がある。対照的に、パソコンの場合だと必要なスペックがないと快適にゲームは動かないが、PASSANT Ex8900-i7-VMD-BFHLのように自分で強化したりBTOを選択したりして、超ハイスペックな構成にすることができる。ゲームをするうえで、自分のプレイしたい作品に合わせて強化できるのが、パソコンの大きな特徴だろう。

(次ページ「ド迫力のゲーム体験を、サクサク動くPASSANT Ex8900-i7-VMD-BFHLで!」へ続く)

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