横がダメなら縦に並べればいいじゃない!!
横がダメなら縦ならばどうだろうか。「U3415W」3台でも縦に並べれば横幅は824mmに収まるため、設置できる可能性が高まる。ディスプレー1枚でいいのではないかという突っ込みもありそうだが、マルチディスプレーは長きにわたりロマン＋生産性アップという実績があるため、回避することはできないのだ。あとかっこいい。
縦に並べるために必要なものはアーム。U3415WはVESAマウントに対応するため、縦に並べたいときも安心だ。高さは523mm×3なので、1569mmになる
週刊アスキー Googleストリートビュー（おみせフォト）に写り込んでいた筆者を表示してみたもの。けっこういい感じのサイズになる
高さがあるため、やや首が痛くなってしまうが、ストリートビューの生々しさはかなりあった。ゆがんで見えるが、そもそも曲面ディスプレーなのである
そのスクリーンショット。解像度は3440×4320ドットになる（リンク先は巨大画像です）
Ingress Intel Mapの場合、巨大なタブレットで見ている感じになる（こちらの写真も大きいです）
二次元嫁を実寸大で？
とまぁ、さすがに高さ1.5ｍ越えであるため、普段使い用としては厳しい。ただ2台を縦に並べた場合は、意外とアリなサイズ感になる。そのときは、下のディスプレーを少し斜めにして、それをメインとして見下ろすようにしておくと、上のディスプレーに表示したサブ情報を参照しやすく、使い勝手はいいと感じる人もいるはずだ。
1569mm、つまり156.9cm。そう、ちょうどいい高さであり、二次元嫁を表示しておくのにも、大変イイ。なお筆者は153cm教なので、時期モデルでは高さを1cm削ってほしい。そうすれば完璧なのだ
まずは1台からエントリーしよう!!
34型ウルトラワイドディスプレーU3415Wは、そのサイズからもわかるようにマルチディスプレー環境でなくとも作業性を確保しやすいといった設計だ。今回はそこをガン無視して、マルチディスプレーにしてみたわけだが、実用的な運用方としては縦に2台並べることが無難だろう。
上下のディスプレー角度調整をする必要があったり、机の耐荷重を再チェックするなどの手間はあるが、なるべく最小限のスペースと最小数のパネルで済ませたいのであれば、U3415Wは価格的にも現実的なラインだといえる。
といっても、モノがデカく、16:9ではなく、21:9とまだ少ないアスペクト比なので、やはり1台の状態から自分の運用方法に合うよう拡張していくのが正解だといえるだろう。そして、設置スペースや予算に合わせて買い増し、行く行くは3台構成、さらにそれ以上も目指して欲しい。
