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ビデオカメラで撮影した動画を編集したい!

4K動画の編集はデルの4Kノート「Insprion 15 7000」がお勧め (2/4)

2015年03月26日 11時00分更新

文● 高橋量、編集●金子/ASCII.jp

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4KディスプレーならフルHD動画の編集もラクラク!

 まずは「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」のデスクトップの大きさについて見てみよう。ノートでもっとも一般的な解像度は1366×768ドットだが、「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」は3840×2160ドットの4K(QFHD)表示に対応している。ピクセル数で換算すると、その差はおよそ7.9倍だ。

「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」の4K(3840×2160ドット)表示と、ノートで一般的な1366×768ドット表示の大きさの違い

 1366×768ドットの解像度でも、ネットで簡単な調べ物をしたりオフィスで文書を作成する程度なら問題はない。だが動画編集となると話は別だ。まず1366×768ドットでは、フルHDや4Kで撮影した動画を等倍表示で再生することができない。画面の大きさに合わせて動画が縮小されるため、細部の精細さが失われてしまう。

1366×768ドットの画面でフルHD(1920×1080ドット)の動画を再生すると50%以上縮小される

 だが3840×2160ドットの4K表示に対応する「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」なら、フルHDで撮影した映像を縮小することなく映し出すことが可能だ。

フルHDの動画を等倍表示で再生しても、デスクトップにはかなりの余裕が残っている

 さらに、最近増えてきた4Kカメラによる4K動画も、等倍表示が行なえる。4K解像度の映像は非常に高精細で、細部のディティールもつぶれることなくしっかりと表示される。動画本来の美しさを楽しむなら、高解像度の液晶ディスプレーが欠かせないのだ。

4K動画もフルスクリーンで等倍表示が可能で、あふれたり縮小されることはない

 動画編集ソフトのインターフェースも、解像度によって使い勝手が大きく変わる。たとえば1366×768ドットの解像度で動画を編集すると、編集領域やプレビュー表示がかなり小さくなってしまう。ツールパネルや各種ダイアログの画面もかなり窮屈だ。

1366×768ドットの解像度で「Adobe Premiere Elements 13」を使っている様子。フルHDの動画を編集する場合、25%まで縮小しないと全体を見渡せない

4K動画の場合は10%に縮小することで、全体を表示できた。プレビュー領域の周りに余裕があるが、これより大きくするとプレビュー全体を表示できない

 一方、「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」の4K画面なら、プレービューやインターフェースが余裕のあるサイズで表示される。ツールや機能を呼び出すために画面をスクロールするなどの操作も必要なく、非常に快適だ。

「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」での動画編集画面。フルHDの動画なら等倍表示でのプレビューが可能だ。4K動画なら、プレビュー領域を広げることで50%で表示できる

 ちなみに一部のHiDPI非対応ソフトでは、ボタンやメニューがかなり小さく表示されてしまうことがある。だが「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」に標準付属の「Adobe Photoshop Elements & Adobe Premiere Elements 13」ならHiDPI対応なので、インターフェースが操作しづらくなることはない。

長い動画の編集には高性能CPUが有利

 動画はデータ容量が大きく処理も複雑になるため、高性能なCPUと大容量メモリーは必須となる。CPUについては、ここ2~3年で性能が大きく向上したCore i5でもアリだが、可能ならCore i7が欲しいところ。メモリー容量については、大容量の動画を扱うなら、16GB以上は欲しい。

 「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」」ではCPUとして、第5世代(Broadwell世代)のCore i5-5200U(2.2GHz)かCore i7-5500U(2.4GHz)を選べる。Core i5搭載モデル「New Inspiron 15 7000シリーズ プレミアム・タッチパネル」は、メモリー容量が8GBで液晶ディスプレー解像度が1920×1080ドットとなってしまう。快適さを求めるなら、16GBメモリーと4Kディスプレーに対応するCore i7搭載モデルを選びたい。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」による、CPUとメモリーの稼働状況。試用機の「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」に搭載されているCore i7-5500U(2.4GHz)は2コア4スレッドで動作する

 手頃な値段のノートでは、Core i3やCeleronなどパワーが低めのCPUが使われていることが多い。ネットや文書作成には十分な性能を持っているのだが、動画の編集にはCPUパワーがやや不足気味だ。CPUの処理性能を計測する「CINEBENCH」を試してみたところ、Core i7-5500UとCore i3-4030Uでは当然のことながら大きな差が出る結果となった。

Core i7-5500U搭載の「New Insprion 15 7000 Graphic Pro」とCore i3搭載の「Inspiron 14 3000 ベーシック」の「CINEBENCH R15」ベンチマーク結果

 編集作業でもっとも高い負荷がかかるのが、動画をエンコード(変換)しているときだ。そこでエンコードの速さを検証するために、2台の試用機でAdobe Premiere Elements 13を使ったエンコード処理にかかった時間を計測した。Insprion 15 7000はプリンストールされたAdobe Premiere Elements 13を使い、Inspiron 14 3000にはパッケージ版をインストールして試している。3分30秒の動画を4KおよびフルHDサイズに出力するのにかかった時間が下記の表のとおり。

動画のエンコードにかかった時間
New Insprion 15 7000 Graphic ProInspiron 14 3000 ベーシック
4K出力(H.264 23.976p 30Mbps)6分7秒10分11秒
フルHD出力(H.264 24p 30Mbps)2分2秒7分38秒

 フルHD動画では圧倒的な速度差が出た。4Kはファイル容量が大きいため、ストレージへの保存などにも時間がかかり、フルHDほどの差が出なかったと思われる。単純計算だが、1時間の4K動画をエンコードすると、前者は約2時間で終わるが後者は3時間以上かかるわけで、その差は大きいだろう。


 

(次ページ、「1TBのストレージで容量不足の心配はなし」に続く)

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