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携帯性に優れ、ステレオで聴ける、使い勝手のよさ

ソニー小型スピーカー「SRS-X11」は2台使いが抜群に良い!

2015年03月21日 12時00分更新

文● 四本淑三、撮影●篠原孝志(パシャ)

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ステレオでもノイズや音の途切れなし

 では、ワイヤレスのステレオ接続を試してみましょう。まず2台用意した場合でも、スマホなどの再生機器と接続するのは、どちらか片方です。スマホと接続している側のSRS-X11に、もう1台のSRS-X11を「add」するという接続形態になります。

Speaker Add機能を使ってペアリングした2台のSRS-X11。左のブルーがスマホに接続している側でR(右)チャンネル、右のブラックがL(左)チャンネル

Speaker Addでペアリングした状態からADDボタンを押すと、ステレオモードの切り替えも可能。これは左右チャンネルを入れ替え、ブルーがL(左)チャンネル、ブラックがR(右)チャンネルになった状態

これは「ダブルモード」と呼ばれる左右ともモノラル信号が再生されている状態

 スマホと接続している側の電源を切れば、addした側の電源も切れます。再び電源を入れるときは、両方の電源を入れなければなりませんが、一度addしておけば自動的にaddしに行くので、ステレオ接続の再設定は不要です。

 addした直後は位相のズレから定位が動く場面もありましたが、しばらくするとそれも解消。ノイズや音の途切れのような現象もなく、快適なステレオ再生ができました。ステレオ再生ではレイテンシーが大きいので動画再生には向かない場合もあるかもしれませんが、音楽のみの再生ならば特に問題を感じません。

(次ページでは、「2台買うべきかを考える」)

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