3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。
この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。
3月18日に、中国で開かれた開発者向けのイベント「WinHEC」にて、Windows 10のシステム要件が発表された。Windows 10 Technical Previewのシステム要件は、CPUがクロック数1GHz以上、メモリは32ビット版が1GB、64ビット版が2GB、HDDの空き容量は16GB以上、グラフィックスカードはDirectX 9対応となっている。
要はWindows 8.1と同じで、8.1が動作している環境であればWindows 10TPは動作するとされている。正式発表されたスペックもおおよそ同じ。
PCの場合、無印版が8インチ以上、Pro版が7インチ以上のディスプレイをサポート。解像度は800×600ドット以上が必要になる。メモリーはTPと同じ。HDDは32ビット版が16GB以上、64GB版が20GB以上必要になる。
モバイル端末、つまりスマホのシステム要件も発表された。ストレージは4GB以上、メモリーは512MB以上、ディスプレイサイズは3〜7.99インチとなっている。必要メモリーはディスプレイの解像度によって異なり、800×480ドットから854×480ドットまでは512MB以上、960×549ドットから1024×600ドットまでは1GB以上という具合に5段階設定されている。
Windows 10が対応するSoc。夏に登場すると見られているSkylakeもサポートしている
スマートフォンのシステム要件
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