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CA対応のWiMAX 2+ルーター、下り最大220Mbps化! エリアはまだ限定的

2015年03月19日 16時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp

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 UQコミュニケーションズは、キャリアグリゲーション技術に対応したWiMAX 2+ルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」(ファーウェイ製)のソフトウェアアップデートを今日19日から開始。下り最大220Mbpsに対応したことを発表した。

キャリアアグリゲーション技術採用のWiMAX 2+ルーター「W01」が、ファームアップデートにより、端末側は下り最大220Mbps対応に

 WiMAX 2+が従来の下り最大110Mbpsから、下り最大220Mbpsへと倍速化された背景については別記事も合わせて確認いただきたいが(関連記事)、すでに倍速化済みの「Speed Wi-Fi NEXT WX01」(NECプラットフォームズ製)で採用された4×4MIMO技術は、基地局側はソフトウェアアップデートで対応可能なため、すでに全国レベルで利用できる状態だ(関連記事)。

こちらは4×4MIMO技術で下り最大220Mbpsに対応した「WX01」

 それに対し、W01が採用するキャリアアグリゲーションによる倍速化は、WiMAXで用いられている周波数をWiMAX 2+に切り替える作業が前提となる。この周波数切替は、栃木県真岡市で先行したほかは(関連記事)、3月末から順次行なわれる予定。

UQが割当を受けている計50MHz幅の周波数のうち、WiMAXで使われてきた20MHz幅を順次WiMAX 2+に切り替える

 同社のサイトには3月末に周波数切替を予定しているエリア一覧がPDFファイルで掲載されているが(関連リンク)、WiMAXの需要がまだ大きい都心部のエリアは含まれていない。都心部を含む、全国的な周波数切替は1年程度の期間をかけて行なわれるとされている。


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